【革命】防臭性・通気性・保温性を兼ね揃えたウール製メッシュライナー「WOOLNET SINGLET」(ACLIMA)が凄い理由 (2/3ページ)
・高い保温効果を得られる
化繊と比べてウールは繊維が太いため、メッシュの網目がやや粗く厚めに仕上がっているのも重要です。ダウンやフリースでも、ハイロフトでパイルに厚みがあるものほど空気の滞留を防いで保温力を高められます。これと同様に、薄手の化繊製メッシュアンダーよりも、生地に3Dメッシュのような膨らみがあるウール製のもののほうが重ね着をしたときに地肌とウェアとのあいだに厚いロフトが生じるので、そのぶん高い保温効果を得られます。もちろんこれを一枚着ただけでは寒いですが(笑)、重ね着をしてパックすれば充分な空気層をつくれるでしょう。
・化繊アレルギーで着られない人にも
保温効果を得られるし、通気性が高いのである程度動いたときには上に着ているもののジップを開いたりすれば熱交換をしやすい。トレイルランニングや冬場のクロスカントリースキーのように、エンデュランスの高いアクティビティにはうってつけのウェアでしょう。それに、化繊のメッシュアンダーがどんなに便利でも、化繊アレルギーで着られない人は少なくありません。そうした人たちにも広くすすめられるメッシュアンダーが出てきたという面でも、かなり意義があると思います。
・充分に試してみる価値のあるウェア
Hiker’s Depot でも扱っている ibex のように、ウールのアンダーウェアを作っているメーカーは多数ありますが、生地自体の品質の差は微々たるものなので、それよりは機能性で選ぶことをおすすめします。ACLIMA のメッシュアンダーに関しては、今持っているベースレイヤーの下に付け足すことができ、なおかつそれが化繊ではなくウールであることの意味もちゃんとある。メッシュアンダーの次のフェーズを感じさせてくれる、充分に試してみる価値のあるウェアです。
※編集部注: 本稿は土屋智哉さんの談話をもとに、編集部が文章化しています。