宮迫の悪質なパワハラ?ベッキー批判したオリラジ中田への態度が波紋 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■芸能界は身内に甘い?世間の感覚と大きなズレ

 宮迫はベッキーの不倫騒動の当初にも擁護論を展開しており、その理由については「それは擁護するやろ。仲間内ですから。いい子だっていうのは知ってるんで」と語っていた。だが当然、ベッキーが「いい子」であるかどうかと不倫騒動は無関係だ。これでは単に「身内」を感情論でかばっているだけのように感じられる。

 実際に芸能界におけるベッキー擁護は「身内」が目立っており、ベッキーの親友であるハリセンボン・近藤春菜(33)は「川谷さんの奥さまに伝えたい思いがあると思うので、それを無視せず真摯に向き合った結果として手紙を書いたんじゃないかな」と発言。ベッキーの事務所の先輩であるカンニング竹山(45)は「普通に『誠意』ととらえちゃダメなんですかね?」と手紙を出したことをフォローしている。

 しかし、これらの擁護論に世間はシラケ顔。ほとんど理解を得られず、前述の中田や「ベッキーは我慢がない」「奥さんに近付こうとするのは心の整理を付けたい自分のため」と厳しく追及したテリー伊藤(66)が「正論だ」と称賛されている状態だ。

「ベッキーの件に限らず、芸能界では仲の良いタレントの不祥事をかばい立てる傾向があります。重大な犯罪をしたタレントすら容易に復帰できるのは身内に甘い業界体質ゆえです。人情としては理解できますが、特にニュースにコメントするような立場の芸能人は『公正中立』の立場を忘れてはいけない。『誰々とは仲がいいから』といった事情は視聴者に関係ないですからね。それを忘れて身内をかばってしまうと視聴者は不信感を抱いてしまう」(前同)

 こうした問題が起きるたびに浮き彫りになる世間と芸能界の感覚のズレ。あまりに身内がベッキーをかばい立てれば余計に視聴者は拒絶感が生まれ、逆に復帰が遠くなってしまうかもしれない。

文・佐藤勇馬(さとう・ゆうま)
※個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、ネットや携帯電話の問題を中心に芸能、事件、サブカル、マンガ、プロレス、カルト宗教など幅広い分野で記事を執筆中。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など多数。
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