それ、子どもを八方塞がりにしちゃいますよ…!「事実で脅すNGしつけ」事例 (2/2ページ)
更に、その理想に近づけようと“男の子のくせに”、“第一子なのに”と言い続けるのは「男の子なのに泣くのは弱虫だ」、「長女なのに意地悪だ」と言っているのと同じで、自信喪失になるだけです。
■「お兄ちゃんなんだから譲ってあげなさい」は居場所を奪う
今まで、ママの愛情を独り占め出来ていたのに弟や妹が生まれた途端、王座の場を奪われてしまう上の子。
おねしょをしたり哺乳瓶で飲みたがったり、赤ちゃん返りをすることがあります。
そんな時は上の子の寂しい気持ちに気が付いて「あなたのことも愛しているのよ。お兄ちゃんがいるからママは助かっているんだよ。」の気持ちを込めて、意識的に関わる時間を多く取りましょう。
赤ちゃん返りしたとき「お兄ちゃんのくせに」、「赤ちゃんの真似をするな」、「お姉ちゃんなんだから、ちょっとくらい我慢しなさい」と厳しく叱ると、子どもの居場所はどんどん失われていきます。
■譲る気持ちが芽生える?「年功序列」を取り入れよう
“年功序列”とは「年長者と年少者の間の秩序や順番」です。
昔は風呂に入るのも家長であるお祖父さん、お父さんから。一家の稼ぎ頭である父親には酒の肴でおかずが一品多かったり、席が上席だったりの風習がありました。
これを応用しましょう。
・おやつを年長者のお兄ちゃんに先にあげる
・上の子の量を下の子より多く盛る
普段、大切にされていることを認識し、いざというときに譲ることが出来るようになりますよ。
いかがでしたか?
あなただって次のように言われたら理不尽で不愉快ですよね?
・女のくせに威張るな!
・いい年なんだから結婚しろ!
・母親なんだから子育てだけに専念しろ!
・年よりのくせして派手な服着て!
子どもも同じ気持ちになってしまうのです。この機会に言い方を変えましょう。
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【著者略歴】
※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』