舛添都知事がまさかの責任転嫁?『NEWS23』出演でさらなる批判 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■合間に挟むKYな自己アピールに辟易

 司会者に「知事の資質が問われている」と問いただされても、「はい、はい、はい」とどこか気もそぞろ。そんななかでも〝らしい〟一面を見せたのが、欧州視察時に現地案内のガイド代として500万円超を支出した理由を説明した時だ。またもや他人事のように「旅行代理店のおっしゃる通りにやったのかな、という気がする」と答え、こう付け加えた。

「私が若い時にはガイドなんか必要なかった。若い時に住んでいましたので、私には必要はなかった」

 舛添氏は東大法学部政治学科を卒業後、パリやジュネーブの大学で研究員を務めた経験を持つ。自身の海外生活をちらつかせる場面に隠しようのない自意識を覗かせた。

 極めつけは海外出張時のファーストクラス利用について質された場面。

「英語でやるわけですから時差ボケはきついので」

 とさりげなく、英語力をアピールしつつ、「はつらつとした形で仕事をしたい」「きちんと仕事をして、都民にお返しをしようと思っている」と子供じみた理屈を並べた。さらに、「今でも朝のゴミ出しをやっている」となんともKYな庶民派アピールをしてスタジオを微妙な空気にした後は、「経済がさびしくならないように色んな手を打っている」と2020年東京五輪後の景気浮揚策を熱弁。ご丁寧にフリップまで用意して、自身の仕事ぶりのPRに余念がなかった。

 終始笑みをたたえ、自信たっぷりな態度を崩さなかった舛添氏。しかし、何よりその〝上から目線〟が多くの都民をいら立たせていることに気づいている様子は皆無だった。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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