暴力団員と組んでLINEで"出会い系詐欺"にいそしむ女子高生を説教してみた (2/2ページ)
誘い込まれた男は自分のある程度の個人情報は女の子の手に渡っている。つまり暴力団組員にその男の社会的地位は把握されている。まして連れ込んでいる女の子はまだ未成年であり、現役のJKだ(それを承知でホテルに連れ込んだ男にも当然、非はある)。その女の子に直接話を聞くことができた。
――なぜこの様な事を始めたのか?
「彼氏に誘われたのがきっかけ、だけど来年で高校は卒業するからそれで止めるつもり」
――悪い事とは自覚しているのか?
「別にそこまでは思っていない、誘われて釣られる男もバカだし。家庭もあって社会的な地位、例えば教師とか医者とかね。そんな男がSNSをやって私みたいなJKを誘うんだから痛い目に合ってもしょうがないと思う」
――一回でいくら位相手から取っているのか?
「それは私、知りません、別に月に100万円位(!?)彼氏からお小遣い貰っているだけだから」
――そんな大金だったらかなりの数の男を誘っているとは思うけど、今まで何人位?
「覚えていません、別に私がそのスマホを持っている訳ではないし、私は言われた場所に行くだけだから」
――毎月のそのお金は何に使っているの?
「週に2回はエステ行ったり、好きな洋服とかブランド買ったりでなくなっちゃうかな」
――家では不思議に思わない?普通の女子高生がそんな贅沢をしているのを?
「全く思われてないと思う。毎日居酒屋でバイトしていると思っているし」
――今からそんなお金の使い方をしていると贅沢が身に付いちゃうと思うけど?
「別にそれはそれで構わない、これから大学生になって社会に出てその時に考える」
――今やっている事は犯罪なのは自覚してないよね? 訴えられたら恐喝の共犯で大学も行けなくなるかも知れないよ。
「未成年だから大丈夫と彼から言われているし、新聞にも載らないって。相手は自分が潰れちゃうから絶対に事件にしないって言われている。それに危なそうな人間には接触しないし。彼を信じているから大丈夫」
小一時間話したのだが、この女の子は女子高生であり社会的には全く成熟してはいない。振り返ると筆者もこの時代は社会を舐めていた事を思い出す。だが、社会的な制裁は必ず世間を舐めていると来るものである。その事を教えたのだが、機嫌を損ねたのか、一切話をしてくれなかったので切り上げた。
が、この女の子も金を男にとっては生み出す捨て駒と考えられているのであろう。大事な存在であったら危ない場面に絶対出す事はないはずだからだ。
Written by 西郷正興
Photo by K-SAKI