1歳になってもある…!? わが子の「8ヶ月不安」を疑いたい理由と泣きへの対策
ニコニコと天使のようだった赤ちゃんが、ある日を境にママ以外の人に抱っこされると火がついたように泣き出すように……。実はそれは、“8ヶ月不安”と呼ばれる現象かもしれません。
これは必ずしも8ヶ月の子に限った話ではありません。1歳になっても続くこともあると言われています。
今回は4児の母であり子育てアドバイザーである筆者が、“8ヶ月不安”についてお伝えします。
■“8ヶ月不安”ってなに?
8ヶ月前後に急にママの後追いが増えたり、泣きが激しくなったりする時期があります。これを“8ヶ月不安”と呼び、皆さんもよく知る“人見知り”の専門用語とも言えます。
この現象は生後8ヶ月に限ったものではなく、発達の経過など個人差によって変わってきます。
そのため、最近では1歳前後までっこの現象が現れる子もいるそうです。
●成長に伴うさまざまな不安
赤ちゃんは生まれてからこれまで、ずっとママと一緒でした。
世界は自分であり、自分は世界であるという安心であたたかな世界から、見知らぬ恐ろしい世界に一変するのです。赤ちゃんにとっては不安でたまらない時期と言えます。
だから家族以外の人が抱っこすると、眉を寄せて不快感を示し、泣き出したり、怒ったりするのです。
この時期は腰も座ってきて目線も変わり、いろいろな発見ができるようになります。
それにも関わらずまだハイハイなどが十分にできないことから、ママへ自分ができない想いを伝えるために泣くことで自分の意思を訴えるとも言われています。
●こだわりが出てくる時期
決まったやり方でないとぐずる、という事態に陥る事が多くなってきます。昼寝の時間、食事の時間、夜寝る時間、はたまた寝入り方など、様々な部分においてこだわりが出てくる時期です。
■“8ヶ月不安”からわかることって?
“8ヶ月不安”は悪い事ではありません。赤ちゃんが成長して、“よく知ってる顔”と“知らない顔”の区別がつくようになり、“自分の好み”がハッキリしてきた、ということで成長の証です。
また、自分のこだわりが出てきたと言う事は、“好きな事”が分かってきたということです。どんな人間も、自分の好きな事が分からなければ、幸せにはなれません。
小さな赤ちゃんだからと言っておろそかにせず、大切に向き合ってあげてくださいね。
■この時期に親が気をつけたい2つのコト
(1)気持ちを理解する
赤ちゃんがイヤだと思う事、好きな事がはっきり分かる時期です。「そうか、これが嫌なんだね」「こうするのが好きなんだね」と、理解と優しさを示してあげてください。それだけで、赤ちゃんは一段階落ち着くはずです。
(2)生活リズムを一定にする
例えば夜泣きがひどくなってきた場合は、生活リズムが一定になっているかどうか見直してみてください。理想を言えば、生活リズムを整える事は、この時期よりも前から気をつけていけると良いでしょう。すぐに生活リズムを変えても慣れるまで時間がかかり、その間グズったりするものです。
ママと赤ちゃん双方が心地いいリズムを見つけられたら、赤ちゃんも心が安定しだし、この時期を乗り越えられますよ。
いかがでしたか。
筆者の長女は、夜泣きの激しい赤ちゃんでした。彼女は日々の決まったルーティンに厳格な赤ちゃんで、彼女の中の“いつも通りの生活”という約束を私たち大人が破る度に、逆襲のように夜泣きをしたものです。
夜泣きやグズりに悩むママは、ぜひ参考にしてくださいね。
【著者略歴】
※ mica・・・夫・姑・4人の子と共にシンガポール在住の子育てアドバイザー。暮らしニスタ、コラムラテ、阪急電鉄ブログでもコラムを執筆中。著者ブログにて、記事の裏話を更新しています!執筆依頼はブログよりどうぞ。