クックパッドにも載っていない未知の味。不思議な食感を楽しめるロシアのお菓子「ゼフィール」の作り方【ネトメシ】
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日本語のウィキペディアがあるくらい一般的なお菓子のようだが、クックパッドには2016年5月現在レシピが見当たらない、謎が謎を呼ぶ「ゼフィール」は、主にリンゴ味で、マシュマロとゼリーの中間みたいな不思議な食感のロシアを代表するお菓子である。
いったいどんな味がするのだろう?その食感は?
今回カラパイアでは、海外の文献を多数調べ、試作に試作を重ね、この見たことも食べたこともないこのお菓子作りにチャレンジした。未知との遭遇を果たしたいおともだちはレッツ!トライだ。
※カラパイアクッキングの料理レシピは「#ネトメシ」で全部見られるよ。
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一般的なゼフィールはリンゴのピューレを使用する。ということでまずはリンゴのピューレを作っておこう。簡単で冷凍保存がきいて変色せず、しかもおいしいリンゴピューレの作り方を紹介しよう。様々な用途にお使いいただけちゃうよ。・冷凍保存可能な簡単おいしいリンゴピューレの作り方
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■材料(出来上がり150g前後)
・リンゴ 1個
・水 適量
・レモン汁 少々
■器具
・こし器 ザルで代用可
・マッシャ― フォークで代用可
・木べら スプーンなどで代用可
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リンゴに水とレモン汁をくわえ煮てつぶしてこせばできあがり
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リンゴの皮をむき鍋に入れ、リンゴに対して2~3cmくらいの高さに水をはりレモン少々を入れ、そのまま5~6分煮たら蓋をして5~6分放置しておく。リンゴが箸で刺し通せるようになったら、マッシャ―でつぶし、ザルなどでこしたら出来上がり。
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大量に作って空気を抜いて冷凍用保存袋に入れれば冷凍保存可能だ。焼肉のたれやドレッシングに使用してもいいし、砂糖を入れて甘くすればジャム代わりにもなる。ちょっと体調がすぐれないときや風邪のひきはじめに、おろししょうがとハチミツを加えれば病人食にもなる。とにかくあると凄く便利なので覚えていて損はないだろう。
それじゃあこのリンゴのピューレを使用してゼフィールに挑戦だ。・ゼフィールの作り方
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■材料
(シロップ)
・水 50cc
・砂糖 120g
・レモン汁 小さじ1
・寒天 4g
(メレンゲピューレ)
・上記で作ったリンゴのピューレ 150g
・砂糖 70g
・卵白 1個 Mサイズ 軽く溶いておく
・バニラエッセンス あれば数滴(卵白の生臭さを消す効果がある)
■器具
・ボウル 大き目の方がやりやすい 1個
・泡立て器 電動推奨
・鍋 2つ
・絞り袋と口金 (絞らない場合はスプーン)
・オーブンシート (なければラップ)
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1.まずはシロップを作る
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鍋にシロップの材料(水 50cc、砂糖 120g、レモン汁 小さじ1、寒天 4g)を全て入れよく混ぜたら火を入れ、沸騰したら焦げないように混ぜつつ2~3分加熱し、火を切っておく。
2.リンゴピューレと砂糖を煮る
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別の鍋にリンゴピューレ約150g、砂糖、あればバニラエッセンスを入れて強火にかけ、一旦沸騰したら焦げないように中火にし、10分程煮詰めるたら火を止める。
3.(2.)に卵白をくわえ泡立てる。
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熱いままの2.(リンゴのピューレと砂糖を煮たもの)をボウルに移し、溶き卵白を少しずつ入れながら、泡だて器で5分ほど泡立てる。泡全体の量は2倍前後が目安。卵白は砂糖を加え乾燥させることで菌の繁殖が抑えられるのだが、心配な人はリンゴピューレと砂糖を煮たものが60度くらいの時に混ぜ合わせると良いだろう。
4.(3.)に(1.)のシロップをまぜあわせたら絞り器で絞る
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3.のメレンゲ状になったピューレに1. のシロップを入れ、泡だて器でさらに混ぜ合わせる。角が立つほどの硬さになればOKだ。オーブンシートなどの上に絞り器に入れて絞るか、そのままスプーンで落として、常温で乾燥させる。条件にもよるが乾燥するのにすごく時間がかかるので、一気に乾燥させたいならドライヤーで冷風を当てるといいかもしれない。生地がベトつくので絞り出す前にあらかじめシートにコーンスターチや粉砂糖を振りかけておくと良い。
ほい!できあがり
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食感はマシュマロとゼリーを半々にしたような不思議な感じ。ふわっとしている中にも歯ごたえがあり、ありそうでなさそうな未知なる感覚を味わえる。味は口の中にふわっとリンゴの風味が広がって甘くてフルーティ。疲れた後に1つ食べただけで活力が得られそうだ。
ちなみにゼフィールという名前はギリシャ神話の風の神様「ゼファー(Zephyr)」からきているそうだ。ファイアーエムブレムにでてくるるベルン王国の王族、ゼフィールとは縁もゆかりもないからそこんとこよろしく。
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ゼフィールにはチョコがけバージョンもある。
こちらもロシアでは人気らしいからやってみた。
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耐熱容器に砕いたチョコを入れてラップをして、レンジ500w30秒ほど温め溶かしたもの(湯せんでもOK)を用意し、網の上に置いたゼフィールの完成版(乾燥させたもの)にかけ、冷蔵庫で30分ほど冷やせばできあがりだ。
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チョココーティングのリンゴ味とか想像もつかなかったが何気にうまい。更に亜種バージョンとしては、マリービスケットにチョコ掛けをして、ゼフィールをはさんで冷蔵庫で冷やし、エンゼルパイ風にしてもかなりいける。
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エンゼルパイ風とは言え、似て非なる味と食感なのでこちらもお試しあれ
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ゼフィール制作のきっかけは一通のメールから始まった。
究極の冷え性さんからクマ姉さんにこんなお便りが届いたのだ。
■メッセージ北海道に住むクマ姉さんにとってロシアは近くて遠い国。見たことも食べたこともないそのお菓子を再現するのは至難の業だったわけで、ロシア人の知人がいるはずもなく「これであってるか?」と問いただす術もない。
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クマ姉さんにお願いがあります!ロシアのゼフィールというお菓子がどんな感じか知りたいです!メレンゲとマシュマロの中間みたいな味わいで美味だそうですので、ぜひ作ってレポートして欲しいです!外人のリコメンドは読んでみたんですけど、日本人的にどんな味わいかが知りたいです。また素材的に、クマ姉さんのクリーチャー的な意味でのクリエイティビティが発揮できそうなので期待しています。
なので一度でも本場ゼフィールを食べたことのある人は是非作ってみてその感想を頂戴ませませなのだ。
で、オチだが、世間は今レインボーカラーに沸いているのでこうなった。
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目玉もオーライ
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カラフルゼフィールのできあがりだ。
ロシアのおともだちとか喜んでくれるかしら?
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なにかがうずく。
そして召喚・・・
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料理:最近はイラストも描かされるはめになったクマ姉さん ディレクション:一年間の移動距離が地球一周レベル@リスポワール・D、プロデュース:人のはじめての××がだいぶ好き@パルモ
さて、クマ姉さんにこんな料理作ってほしい!または自分のレシピを紹介したいというお友達は、カラパイアの投稿フォームからカテゴリー「カラパイアクッキング」を選択して投稿してね!!採用になった人にはカラパイアノベルティグッズをプレゼント。みんなのお便りまってます!
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追記:2016年05月の記事を再送してお届けします。
『画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。』