ビジネスだけじゃなかった!しつけのNGフレーズを「ロジカルに伝える」と驚きの効果が!?
ビジネスの世界で“ロジカルに話そう”“結論から先に伝えよう”などとよく言われますよね。“相手を説得するための論理的な話し方”といった類のセミナーも盛んに行われています。
でも、大人だけではなく子どもに対しても論理性のある話をした方が伝わることもあるんですよ。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、ロジカルな伝え方についてお話します。
■ロジカルな伝え方って?
1.結論
2.理由
3.具体例
4.結論(※再度ここでまとめる)
5.将来の展望(それにより明るい未来が待っていることを伝える)
上記の順に沿って話をすると、聞いている相手は納得しやすいと言われています。
■上司と部下の会話
会社の上司が次のように命令したら部下はどう感じるでしょう。
「明日は8時に会社に来い!つべこべ言うな!いいから8時だ!絶対に遅刻するなよ!」
その怒鳴り声が恐ろしくて部下は早朝から出勤するかもしれませんが、何故、早朝出勤しなければならないのか理解が出来ていないため不愉快なまま翌朝、会社に行くことになります。
これに対して次のように言われたらどうでしょう。
「明日は9時から大事なプレゼンがある。成功すればお前も俺も昇進も夢ではない。その前に打ち合わせをしたいから8時に絶対に来い」これですと気持ちも前向きに出勤できますよね。
■あなたも言ってない?しつけのNGフレーズ
子どものしつけも同じです。こんな風に言われたらどうでしょう?
「なんで散らかすの!いい加減にしなさい!」
「さっさと片付けなさい!」
子どもはママに怒られるのが怖くて片付けるかもしれませんが、渋々従っているだけで“なぜ、その行動をとらなくてはならないのか”を納得していません。理解していないので毎回、片付けない、そしてママが叱るの繰り返しなってしまうのです。
これではお互いがハッピーではありませんよね。
■ロジカルな伝え方でしつけを考えよう
(お片付け)
1.結論・・・・お片付けしよう
2.理由・・・・片付けると部屋が綺麗になって気持ちがいいね。玩具がなくなることもないね。
3.具体例・・・片付けるのは部屋の隅に玩具を寄せるのではなく、また、押し入れに詰め込むのでもなく、積木は積み木の箱へ、絵本は本棚に、色鉛筆は鉛筆立てにと決まった場所に戻すことだよ。保育園でも席が決まっているでしょ。もといた場所に玩具達を戻してあげようね。
4.結論(※再度ここでまとめる)・・・だから、お片付けしよう
5.将来の展望・・・部屋が片付いていると、ママが掃除機をかける時に楽に早く掃除ができて助かるわ。そうしたら、あなたに絵本をもっとたくさん読んであげられるかもしれないわ。部屋が綺麗だとお友達を家に呼べるわ。
筆者が箸と鉛筆の持ち方が酷いオシャレ好きな小学4年生の女児に「せっかく綺麗なお洋服を着ているのにそれじゃあもったいないよね。男の子にもてないかもしれないよ」と伝えたら一瞬にして直ったことがあります。これもロジカルに伝える一例かもしれませんね。
いかがでしたか。
何だかいちいち時間がかかって面倒くさいと感じるかもしれませんが、年中、同じことを叱っていることを考えてみてください。きちんと伝わる話し方をした方が一回で済むかもしれません。
確かにその日は時間がとられますが、長い目で見たら時間短縮で効果的なんです。ロジカルな話し方をしましょうね。
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【著者略歴】
※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』