えっ…うちの子が!? 「座っただけで勉強するようになる」集中スイッチを作るコツ3つ
言葉で伝えてもその通りに行動してくれない幼児期の子どもに学習習慣を身につけさせるのはなかなか難しいもの。運筆や文字の書き方教材などを購入したものの、気が向いたときにしかやらない子どもをみてため息をつく毎日……なんてご家庭も多いのではないでしょうか?
幼児期に“コツコツ毎日”を実践させるにはどうしたらいいの?という声を多く聞きます。
そこで今回は、子どもが自ら勉強に取り組むようになるちょっとしたコツを3つご紹介します。
■1:家庭の中で「学ぶ場所」をつくる
毎日の勉強時間を決めても、子どもにはなかなか理解できません。
「3時よ。今日もお勉強しましょう」とママに言われた子どもが「昨日はママがおもしろそうなノートを持ってきたから頑張れたけれど、今日はお腹が空いたし、おやつが食べたい」と思えば、どんなに「3時になったから」と言っても聞かないでしょう。
そんな場合は習いごとと同じように場所を一定にするのがおすすめ。
習いごとでは、毎回同じ場所に習いに行くため、その場所に行くと「今日も○○が始まるな」と理解することができますよね。同じように、「この机に座ると、いつも勉強が始まる」という経験を積むことで、机に座っただけで勉強スイッチが入るようになります。
「勉強の場では遊んだり、食事をしたりしない。その場に行ったときは必ず勉強をする」というルールを決め、その経験を積むことで、子どもがその場所へ行くと「勉強のときだ」と理解して勉強をするという切り替えができやすくなります。
■2:勉強前の「合言葉」をつくる
勉強前のママと子どもの掛け声を決めておくのもおすすめ。
たとえば、ママが「今日もできるかな~?」と言ったら、子どもが「お勉強タイム~」と両手を広げて返します。
いつも同じ掛け声で勉強を始めれば、ママの掛け声を聞いただけで「お勉強の時間だ!」と頭が切り替わります。
掛け声の内容は、勉強に関係のある言葉でなくてOK。子どもの好きな言葉を使って“ママと2人だけの秘密の合言葉”を作れば、勉強をするのが楽しみになりますね。
■3:子どもの興味に合わせる
子どもは楽しくなければ積極的に行うことができません。ですから、「今日はここをやって」「今ここをやったから、次はここをやろうね」とテキストにある順に進めたり、やる場所を指定したりしなくてOKです。
テキストを1冊子どもに渡し、子どもの興味が湧いたところから、好きなようにやらせてあげるのがコツ。
順番が違っても1冊終われば全ての内容を網羅できます。また、子どもが「1冊終わった!」と達成感を感じているのに中を見るとやっていない問題ばかり……という場合は、同じようなレベルで同じような内容の“違う”テキストを用意してあげましょう。
子どもは「レベルアップした!」と楽しんで取り組むことができます。
まだ小さな子どもには、楽しみながら“できた!”という達成感を与えてあげることが何より大切です。
いかがでしたか?
「やりなさい!」と言えば自然に興味を持って取り組んでくれるのならば良いですが、なかなかそうはいかないですよね。
子どもに言って聞かせるのではなく、身体が覚えるようにママが導いてあげることで、子どもの勉強習慣が身につきやすくなりますよ。
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※ Dmitry Trubitsyn、 Photographee.eu 、Elena Kharichkina、Oksana Kuzmina / Shutterstock
【筆者略歴】
※ Nao Kiyota・・・塾講師ライター。子どもたちが“もっと夢中で”学べる環境作りに日々格闘している。美容・健康分野でも執筆活動中。小学校教諭/特別支援学校教諭/心理カウンセラー/ダイエットアドバイザー/リンパケアセラピスト