「話し言葉」だけでは7%しか相手に伝わらないってほんと? 言葉よりも重要な「ノンバーバル・コミュニケーション」とは

人間は「言葉」を使うことで、コミュニケーションを図ることができます。大学生のみなさんも日々友だちや家族などとたくさん言葉を使って交流していますよね。でも、実はその言葉の内容というのは、たった7%しか相手には影響を与えていないのです。今回はその「言葉」ではなく顔の表情、声のトーン、ジェスチャーなどで相手の感情を読み取る「ノンバーバル・コミュニケーション」についてご紹介します。
■ノンバーバル・コミュニケーションとは?
「言葉」の意味よりも「声のトーン」や「顔の表情」を見たほうが、相手の感情がわかることってありませんか? 「非言語的コミュニケーション」とも呼ばれる「ノンバーバル・コミュニケーション」は、言葉を使わずに相手とコミュニケーションを取る方法です。具体的には「顔の表情」「視線」「仕草」「声のトーン」「ジェスチャー」などの方法で、相手に自分の感情を伝えたり、相手の感情を読み取るものです。逆に会話を主にした方法が「バーバル・コミュニケーション」と呼ばれています。
■「言葉」の力は7%しかない
相手とコミュニケーションを取るときに「言葉」は欠かせない要素だと思いがちですが、ここで驚きの実験結果があります。アメリカの心理学者であるアルバート・マレービアン氏による「マレービアンの実験」では、人が他人に対して与える影響について、具体的にどのような要素で構成されているかを調べました。それによると「顔の表情」が55%、「声のトーン、大きさ、テンポ」が38%、「話す言葉の内容」は7%という結果が出ています。
■「顔の表情」や「声のトーン」が大事
先ほどの実験結果は「マレービアンの法則」または「メラビアンの法則」と呼ばれています。顔の表情と声の要素などで、相手に与える印象の93%が決まってしまう、ということになります。たとえばサークルの終わりに後輩から「お疲れさまでした」と言われる場面で、その後輩の顔も見ずに声だけ出している場合と、作業を一旦やめて帰る相手の目を見て言う場合では、後者のほうがいい印象ですよね。このように「言葉だけ言っておけばいい」という使い方では、バーバル・コミュニケーションすらきちんとできていない、ということになります。
■ノンバーバル・コミュニケーションを活用してみよう!
コミュニケーションを取る方法として言葉も欠かせない要素ですが、それだけでは真意が伝わりません。うれしいときや楽しいとき、おのずと声のトーンが高くなりますよね。それと同じように、相手に好意を伝えたい場合は声のトーンや大きさ、顔の表情などにも気を付けてみましょう。そして今度は相手の表情や声のトーンから感情を読み取ります。顔の表情や声のトーン、仕草などは、言葉よりも雄弁に感情を表してくれます。相手の感情をキャッチしたら、自分の感情をボールとして投げることで「言葉に頼らない」コミュニケーションをすることができます。
言葉を使った「会話」でコミュニケーションを取る方法が一般的ですが、時には言葉の内容以外で感情を表したほうが効果的な場合もあります。大学生のみなさんも上手く使い分けて、恋人や友人など、さまざまな人と接するシーンでコミュニケーション能力を上げましょう!
(ファナティック)