公開前から評価散々?映画『鋼の錬金術師』実写化が非難されるワケ (2/2ページ)
ファンの非難も多い。『鋼の錬金術師』の実写化にあたって各種メディアから同ニュースが報じられるや否や、「やめて」「(作品を)汚さないで」と多くの非難と爆死予想が相次いだ。またツイッター上では、マスタング大佐は「及川光博(46)が演じるべきだった」などと"夢と化した理想のキャスティング"が話題を呼んでいる。
一方で、各俳優のファンからはエールを送る声も。エルリックを演じる山田の女性ファンは「応援する」と訴え、適役という評価が多い内山と本郷は「唯一の救い」とする見方も出ている。
「曽利文彦監督は『原作に沿った形で描きたい』とコメントしていますが、漫画は全108話、アニメシリーズは全51話とボリュームが大きく、原作のストーリーに沿うのは難しいでしょう。映画の2時間の尺に収めるのは困難です。かといって配役はオール日本人でキャラ設定は崩壊済み。CGも期待に欠けます。ファンはもう、いっそのこと好きな役者の鑑賞を目的とした壮大なコスプレショーだと割り切れば気が休まるかもしれません」(前出・関係者)
実写化を企画したこと自体が「失敗」とみなされている節もある実写映画『鋼の錬金術師』。ファンの爆死予想を、良い意味で裏切ることができるのか。それとも"巨額の予算を投下した"贅沢なコスプレショーにとどまるのか。今後の動向に注目だ。
- 文・橘カイト(たちばな・かいと)
- ※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。