天才テリー伊藤対談「水崎綾女」(2)大家族の震災体験は大変だったんだね (2/2ページ)
妹と2人で並んでも2つしかもらえないから、その2つのおにぎりを家族7人で分けるんです。
テリー ええっ? それが何日ぐらい続いたの?
水崎 1週間ぐらいです。そのあともらえたのは、基本的におにぎり、菓子パン、カップラーメンとか炭水化物が多かったです。あと、つらかったのが、お風呂に半年ぐらい入れなくて。
テリー よくテレビで、自衛隊が仮設のお風呂を作ってくれてるのを見るけど、ああいうのはなかったの?
水崎 神戸の時は、まだなかったですね。だから、ウエットティッシュで体を拭いたり、水のいらないシャンプーで何とかしのぎました。
テリー 神戸の地震は1月だったよね? いちばん寒い時だもんなぁ。大変な思いをしたんだね。
水崎 そうですね。神戸の思い出といえば、まずそんな感じです。
テリー 仮設住宅に5年いたってことは、小4ぐらいまでか。そのあとは?
水崎 市営住宅みたいなところに入れました。
テリー 市営住宅だと、2DKぐらいだから7人家族だと、やっぱり狭かったんじゃないの?
水崎 はい。だから基本、寝る時は同じ部屋で川の字ですね(笑)。でも仮設住宅の時は、1Kに川の字が2本できていましたから、それに比べたらもう全然広くて幸せでした。「ひと部屋に川の字ひとつで済む!」みたいな。
テリー たくましいね。しかし、そういう話を聞くと、熊本の人たちの今の苦労は並大抵じゃないんだなぁ。