惨敗月9ドラマ『ラヴソング』の福山雅治は”戦犯”ではなく”犠牲者”だった? (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■フジテレビ制作陣の意識の甘さ

 ドラマ不人気の一因が福山にあることを指摘する声もあるが、福山自身は依然として「恋人にしたい音楽アーティスト」1位を維持するなど、その人気ぶりは健在。結婚後「マシャロス」という言葉が誕生したものの、もともと福山を支持する層は、結婚したことで影響を与えるような年齢層でもない。視聴者の声にはむしろ『ラヴソング』に関して、「福山じゃなければ見ない」という声さえあるほどだ。

 つまり、視聴率不調の背景には、月9そのものの人気のなさや制作陣に問題があるというのだ。

「ドラマ放送前にプロデューサーは『既存の月9のイメージを破るような作品を作りたい』とコメントしていました。しかし、福山と同じ事務所の無名女優である藤原を主演に据え、感動と教訓を込めたラブストーリーを展開しても、結局既存のイメージからの脱却は図られていないように思います。いかにフジテレビや制作陣が、キャスト人気にさえあやかれば視聴率が取れると信じ込んでいるかがよくわかる結果なのではないでしょうか」(前出・関係者)

 次クールに放送される『好きな人がいること』では、女優の桐谷美玲(26)が主演をつとめことが発表されている。時代や視聴者ニーズに対応したストーリー作りに努めなければ、二の舞になりかねないのだ。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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