義両親との相性が悪い…。「間に立つ夫とのコミュニケーション」で気をつけたい3つのコト
義両親との関係に、難しさを感じているママは結構多いかもしれません。特に子どもが産まれると、育児の考え方や価値観の違いなどが顕著に表れてきますよね。
そんな時、夫に間に入ってもらっているママは多いと思いますが、その間に立つ夫とのコミュニケーションにも気をつけないと、夫婦関係まで悪化してしまうことに…。
そこで今日は、コミュニケーションライターの筆者が“義両親との相性が悪いママが気をつけたい夫とのコミュニケーション法”についてお伝えします。
■具体的にどういう点で「義両親と合わない」?
義両親との仲について、筆者のママ友や知人に話を聞くと、“義両親と相性が良い”というママは、2割程度でした。
義両親に感謝の気持ちは持ちつつも、不満を持っていたり、過去に言われたことが深い傷になっていたり、「義両親とは根本的に合わない」と心の中で感じているママのほうが圧倒的に多いようです。
特に、妊娠・出産・乳幼児期の子育て中に、義両親との関係にストレスを感じてしまうという話をよく聞きます。
具体的にどういう点で「義両親と合わない」と感じたのかを尋ねてみたところ、以下のような回答が。
・「義両親は連絡もせずに、孫見たさにいきなり訪ねてくる。はっきり言って迷惑だし、非常識な人たちだなといつも思う」
・「子どもを産むとき、義母に帝王切開はラク、というようなことを言われてひどく傷ついた。あの言葉はずっと忘れられない」
・「私たち夫婦はのびのび子育てしたいと考えているのに、『お受験をさせなさい』とかいちいち口を出してきて、すごくストレス」
・「子どもを保育園に入れて働くと言ったら、かわいそうだと言われ大反対された。なぜあそこまで反対されなければいけないのか、考えが理解できない」
孫を可愛く思ってくれるのはありがたいのですが、嫁としてはもう少し配慮がほしいものです。
■「夫との関係を悪化させない」ための3つのコツ
義両親と相性が悪く、夫に間に入ってもらうことにより勃発するトラブルも、少なくありません。夫に逆ギレされてしまったり、話が歪んで伝わって余計に関係が悪化したりしないよう、以下の点に気をつけましょう。
(1)怒りの感情をそのままぶつけない
義両親の言動にいくら腹が立つことがあっても、夫の前でそれを“怒りの感情”でぶつけてしまうのはNGです。怒りは、トラブルを生む感情なので、逆ギレされたり、関係が悪化してしまうことにつながります。
“怒りの感情の元になっている感情”を伝えるようにしましょう。
怒りの感情は、心理学では“二次感情”と言われています。怒りという感情の下には、元になっている“一次感情”があるはずなのです。それは、悲しみだったり、寂しさだったりすることがとても多いです。
人間関係を円滑にする方法のひとつが、怒りではなく“一次感情”を素直に伝えること。
次のように伝えるとあなたの気持ちを夫に理解してもらいやすくなります。
「今日、お義母さんに○○って言われたの。私は私で一生懸命がんばっているつもりなのに、分かってくれないと思うと、とても悲しかったわ」
(2)やってほしいことを冷静かつ具体的に伝える
義両親へやってほしいことや、逆に止めてほしいことがある場合、間に立ってくれる夫には、その内容を以下のように具体的に伝えましょう。
「お義母さんたち、今度からうちに来るときは、前の日に電話で連絡をくれると助かるんだけど、そのように伝えてくれない?」
事細かく言わなくても察してほしい、という女心もありますが、男性は具体的に言わないと分からない生き物だということを理解しておきましょう。具体的に伝えないと、話が歪んで伝わってしまう可能性大です。
感情的にならず、できるだけ冷静に伝えることも忘れずに。
(3)感謝の気持ちを伝える
男性は、特に承認欲求が強い生き物です。承認欲求は、感謝されることで満たされます。
「間に入って言ってくれて助かったわ。私じゃ言いにくいことだから……。いつもありがとう」このように伝えることで、夫はよりあなたのためにがんばってくれるようになります。
また、義両親に関しても、不満ばかりに焦点を当てるのではなく、やってもらっていることにも焦点を当てて、感謝の気持ちを夫に伝えることも忘れないようにしましょう。
夫婦関係を続けていけばいくほど、義両親との間にもいろんな問題が生まれていくるでしょう。義両親のことで夫と険悪になったりすることのないよう、ぜひ今回のコミュニケーション法を参考にしてみてくださいね。
【画像】
※ Iakov Filimonov、Iakov Filimonov / Shutterstock
【著者略歴】
※ 黄本恵子・・・2010年、ライターとして独立。自己啓発・コミュニケーションスキル系の本や、医療・医学系の本の編集協力・代行執筆を数多く手がける。日本メンタルヘルス協会基礎心理カウンセラー。RIRA認定ルーシーダットンインストラクター。