米陸軍と海兵隊、バイオニック歩行装置を試験。歩兵の自己発電により兵站・自律性の改善を図る (2/2ページ)
JIC-P 計画の具体的な取り組みとしては、本ニュースでも既出の自己発電型のバックパックやニーブレース、ポケットサイズのソーラーパネルなどが掲げられる。
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中でもパワーウォークは、軽量で兵士の脚に取り付ける外骨格 (exoskeleton) となっており、JIC-P 計画の中軸を担うシステムに位置付けられている。この外骨格により、兵士が歩行する際の運動エネルギーを電力に変換し、増加傾向にある電子装置を動かす為の電源として活用することが見込まれている。

Photo: PowerWalk / Bionic Power
米陸軍ナティック兵士研究開発技術センター (NSRDEC: Natick Soldier Research, Development and Engineering Center) の技術者によると、「一般的に兵士は、72 時間の作戦において、16 ~ 20 ポンド (=約 7.3 ~ 9.0 キログラム) のバッテリーを携行する」とのこと。もし兵士が、こうしたウェアラブル型の発電システムを持っつことになれば、重量負荷の軽減をおこなうだけでなく、兵站面での再供給を最低限に抑えることになり、バッテリー切れを回避することで期間的な拡大と、任務の効率化の実現に繋がるとしている。
なお、パワーウォークのシステム開発に当たっては、米陸軍・海兵隊の他に、バイオニック・パワー社のお膝元でもあるカナダ国防省の名前も挙がっている。