​サークル・ゼミ旅行で使える! 知らないと恥ずかしい旅館のマナー

学生の窓口


大学生のみなさんは、ゼミやサークルなどの旅行で旅館に泊まる機会はありませんか? 家族旅行の延長で友だちとわいわい旅館で過ごしているかもしれませんが、実は旅館にもマナーがあります。大学生になったなら知っておきたい、旅館の基本マナーを今回は紹介します。

■気になる! 心付けって渡すの?

旅館のマナーで気になることといえば心付けでしょうか。子どもの頃、母親が仲居さんになにかを手渡していたのを見たことある人も多いかもしれません。あれは心付けと言い、チップのようなものです。「子どもがいるので迷惑をおかけするかも」「お年寄りがいるのでよろしくお願いします」といった気持ちをこめて、部屋の担当の仲居さんに渡していました。

現代では基本的にサービス料が宿泊代金に含まれているため、必要なものではありません。ただ、小さな子ども連れの場合や、なにか気になることがある場合、渡してもいいでしょう。渡すタイミングは部屋に通されてからお茶を出してもらい、館内の説明を受けたときです。小さなポチ袋や懐紙、便箋などに軽く包んで渡します。金額は一人あたり1,000円程度が目安でしょう。

■旅館の中で気を付けること

旅館の部屋が和室だとくつろいでしまうものです。もちろんかまいませんが、家と同じようにしてはいけないこともあります。畳が汚れてしまうので、キャスター付きのキャリーバッグを畳の上で転がさないようにしましょう。他の荷物も、クロゼットや開き戸の下の置き場にまとめておいて、部屋をあちこち汚さないようにします。

大学生になってからの旅行では、ハンガーをかける場所もクロゼットの中だけにしておきましょう。かもいにかけておくと乾きやすいとは言っても、あまり行儀のいいことではありません。部屋食の場合は見苦しいですし、そうでなくても布団を敷きにきてもらうため、見られても恥ずかしくないように整えておきましょう。

■あまり気にしなくてもいいこと

旅館に入るとき、自分の家に入るときと同じように、仲居さんに背を向けて靴を脱いでしまっていませんか? これ、本当は前向きのまま靴を脱いで上がればいいのです。なおかつ下足番がいる場合や「そのままにしておいてください」と言われたら、素直に従っていれば大丈夫です。変に断ってしまって押し問答になるより、泰然として任せてしまうほうが上客に見えるでしょう。

同様に、部屋に案内される際、仲居さんが荷物をもってくれることもあるでしょう。重い荷物を持ってもらうのは気が引けるかもしれませんが、これも「よろしくお願いします」と任せてしまってかまいません。同行者に男性がいる場合は、ほがらかに断っても大丈夫です。

高級旅館に泊まる経験はだれしもあまり多くないため、自己流のマナーになってしまっている場合があります。堅苦しく考える必要はありませんが、大人の常識として最低限のことは知っておきたいものですね。

文・ファナティック

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