なぜ? 神経を抜いた歯が、治療後も痛い理由を知りたい! (2/2ページ)
その根充材に隙間があると少しづつ時間をかけて細菌が繁殖して、骨の中に膿を持った空間ができることがあります。比較的長期間(1年~10年以上)かけて膿がたまるため、症状が分かりにくいこともあります。
3.歯の根がひびや割れた
歯の根の部分にひびが入っている場合は、食べるときに噛むと、痛みが出ることがあります。
4.咬み合わせが合わない
根の治療をしてから、かぶせものをしたり、詰め物をします。その咬み合わせが合わないと痛みが出ることがあります。咬み合わせを少し調整すると楽になります。
5.歯周病になっている
歯周病になると、歯が浮いた様な感じがして、咬むと痛むことがあります。歯科医院で、適切な処理を受けましょう。
神経を抜いた後の痛みは、すぐに落ち着きますか? ズキズキ痛いなどの急性症状があった場合は、根の治療をすると痛みが落ち着きます。
根の治療は、歯の根の先端まで器具を入れて、歯髄組織を切断しています。治療中はガムや肉など、歯の根に圧がかかるものを噛むと、痛むかもしれません。
虫歯で神経を抜くと、今後の生活に何か影響は出ますか? 根の治療をした歯は、通常、金属やセラミックの「クラウン(冠)」と呼ばれるかぶせ物をし、歯の強度を補います。その後、その歯がむし歯になっても、神経を抜いているので痛みを感じず、気がついたらクラウンとの境目からむし歯になってしまうこともあります。
また、削って歯の厚みが薄くなっていたり、歯の質がもろく、他の生活歯(根の治療をしていない歯)と比べたら割れやすくなっています。
最後に医師からアドバイス 根の治療後、それからその歯の治療の必要がなく過ごす人もいれば、何回も治療が必要になる人もいます。本来、根の治療の必要がなく、神経がある歯のままでずっと生活ができることが望ましいですが、必要となった場合は神経を抜く治療を受けましょう。
なるべく、むし歯で根の治療とならないように、毎日の丁寧な歯ブラシと定期的な検診が重要です。
(監修:Doctors Me 歯科医師)