あれはダメ、これはダメ!しつけの「禁止事項」を一個でも少なくしたい理由
子育てしていく上でのしつけ。「あれしちゃダメ、これしちゃダメ」と沢山の禁止事項がありますよね。時には必要ですが、自分の理想のしつけをするために、沢山のNGワードを言えば言うほどママ自身の心も余裕がなくなりギスギスしてしまいますよ。
今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子があれがダメ、これがダメは一つでも少ない方がいい理由についてお話します。
■「食事の作法で言いがちなママの小言」10選
食事の作法一つとってもこれだけあります
(1)好き嫌いしないで食べなさい
(2)残さず食べなさい
(3)零さないで食べなさい
(4)ペチャペチャ音を立てないで食べなさい
(5)口をお皿に近づけちゃダメ
(6)手づかみはしない
(7)お箸を正しく持って
(8)肘をつかないで
(9)食事中席を立たないの
(10)遊びながら食べないで
これだけ多くのことを一度に教えるのは無理な話です。
でも、1つか2つだったら何とかなりそうですよね。
例えば「今日は手で食べないでスプーンとフォークを使おうね」だったら出来そうですよね。そんな時は多少好き嫌いしても、残してもそこは許してやりましょう。一度に沢山の課題を要求するのは止めましょう。
禁止事項が多くなればなるほど、食事中のママの小言に嫌気がさして食事時間が楽しくなくなってしまいます。叱られてばかりいたらまずく感じて食欲も失せてしまいますよ。
(C)あべゆみこ
■文字を書く練習時にもこんなこと言ってない?
・鉛筆を正しく持ちなさい
・筆順が間違っているわよ
・もう少し濃い線で書いてみて
・枠からはみ出さないように書きなさい
こんなこと全部、出来っこありません。
最初の段階では机に向かって書いているだけでOKとしましょう。更に机の上に書かず紙の上に何か書いているだけでよしとしましょう。たとえ枠からはみ出ていてもOK。。また書き残した部分があってもよいのです。
■出来ている部分に目を向けよう
好き嫌いが多くてもすべての食物を拒否している訳ではありませんよね。チーズや白米ばかり食べていて野菜嫌いな子。でも、野菜ジュースとかトウモロコシ、プチトマト1つ食べればよしとしませんか。
完璧主義のきちんとしたいママがいました。栄養士のようになって、栄養バランスが完璧な食事を毎回取り入れようと頑張って作っていました。
そんなママの理想の子育てをしようと頑張っても、子どもは食べたくない物は食べないです。しつけは必要ですが、そんなに厳しくしなくても保育園で友達が食べているのを見て、つられて食べるようになりますよ。少しでも出来ている部分に目を向けましょう。
いかがでしたか。
なんでも完璧にさせようとすると親子ともストレスがかかります。もっと毎日の生活を楽しむようにしましょうね。まだこの世に生まれて3~4年の子どもです。スモールステップで課題のターゲットを絞ってみませんか。
【画像】
※ Sheftsoff Stock Photo、Photographee.eu /Shutterstock
【著者略歴】
※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』