笑点・新司会!春風亭昇太「12の謎」に一発解答!(1)春風亭昇太という噺家とは? (2/2ページ)
だから、おもしろいしうらやましいとは思うけど、同じ噺家としてやられて悔しいとは思わないんですよ」
とベタボメだ。昇太みずから「カミカミ王子」と自虐するほど滑舌が悪いが、小柄な体を大きく動かし勢いよく爆笑をさらう姿は、年齢を経ても変わらずエネルギッシュであり続けている。
落語界きっての“子分肌”
御年56歳だが「笑点」においても“若手感”が強く、童顔も手伝って威厳や貫禄はなきに等しい。「落語家の了見」(小社刊)などの著書があるライターの浜美幸氏は、昇太を「落語界きっての子分肌」と評する。
「あれだけの実力派なのに、舞台裏でもテレビのイメージどおりで子供っぽいところだらけ。大雨の中に傘も持たずに飛び出して『ワーッ!』と意味なく叫んだりするような人です」
たい平はその「子分肌」に隠れた“侠気”を絶賛。
「つい最近、こんなことを言われたんです。『たい平、最近はだんだん周りに意見してくれる人がいなくなってきたから、お前、気づいたことがあったり、俺が天狗になったら必ず言ってくれよ』。すごいアニさんだなってうれしくなりましたね」
浮ついているようで、全然浮ついていないのだ。