モノの住居費を考えるだけ!引っ越ししないで広い部屋に住む方法 (2/3ページ)
一方、モノを極限まで減らして70㎡の2/3、47㎡のマンションに引っ越せば、住スペースは変わらず、購入費用は3,000万円となります。
「モノを減らす、というと損した気持ちになりがちですが、実は『モノを減らす』ことで、実質広々と住まいながら大幅な住居費の節約になるのです」と著者。
しかも、これはあくまでも住宅の購入価格だけの計算。毎月払う管理費やリフォーム代、固定資産税、持っているモノをメンテナンスする手間や時間も考慮すれば、「小さく暮らす」ことのメリットは決して「小さく」はありません。
■モノを「劇的に減らす」2つのアイテム
本書では、衣服やキッチン収納、掃除・洗濯シーンなど、暮らしのさまざまな場面での「モノの減らし方」が具体的に紹介されています。
なかでも、一度見なおすだけでモノの専有面積を劇的に減らせるのが「大型家具・寝具」、ベッドとソファの断捨離です。
(1)ベッド→布団で2.75畳の“節約”に
ベッドの最大の欠点は「場所を取ること」。「仕方ない」「布団は上げ下ろしが面倒だし……」と目をつぶりがちですが、著者はここに「専有面積」という物差しを持ち込みます。
シングルの布団を収納するのに必要なスペースは約0.25畳。対して、シングルベッドなら周囲の動線も含めて約3畳。
家族4人がベッドから布団に替えれば、11畳=約18㎡の床面積が節約できます。1㎡65万円として考えると、その差は1,180万円。
もちろん計算上のメリットだけではありません。著者自身、リビングと隣接する夫婦の寝室は日中布団を収納し、開け放してリビングの一部のように使用。長男、次男の部屋は4畳ずつ、ベッドを置けばいっぱいになってしまうスペースを広々と使っています。
(2)ソファ→断捨離して広々リビングに
5人家族の著者の場合、全員がソファでくつろぐには最低でも2人がけのものが2台必要。テレビやコーヒーテーブルを置くと、9畳のリビングでも狭く感じてしまいます。
そこで、著者は小さい住まいへの引っ越しを機にソファを処分。居住スペースを広くすることに成功したのです。