“同じ絵本”を読みたがる理由知ってる?「繰り返し」こそが子どもの成長スピードを加速させる (2/3ページ)

It Mama

<『大きなカブ』

大きなカブがありました。

お爺さんがやってきてカブを引っ張りました。

うんとこしょ、どっこいしょ

ところが、カブは抜けません。

お婆さんがやってきました。

お爺さんとお婆さんでカブを引っ張りました。

うんとこしょ、どっこいしょ

ところが、カブは抜けません

(中略)

お爺さんとお婆さんと男の子と女の子と犬と猫と鼠でカブを引っ張りました。

うんとこしょ、どっこいしょ

とうとうカブは抜けました。>

「何回“うんとこしょ、どっこいしょ”って言ったかしら?」と思ってしまいます。最後まで単調、しかもほぼ同じ文章なので、ママは飽きてしまいます。

子どもだって毎日読んでもらっているので、あらすじも、次にどんな動物が出てくるのかもわかっています。けれど、決して嫌気がさしている様子はありません。

子どもにとって、何度も読んでいる絵本は、“知っているからこそおもしろい”のです。ページをめくる前から、笑う準備までしています。

それから、この話には「どんなに“ちっぽけなもの”でも価値がある」という教訓が隠されているのですよ。

■歩けるようになるのも同じメカニズム!子どもは「繰り返す」から成長していく

0歳の赤ちゃんは「いない、いない、ばあ!」とやってみせると笑いますよね。しかも、何度やっても笑います。

また、伝い歩きを始めた赤ちゃんは、転んでも、倒れそうになりながらも、何度も、何度も立ち上がり歩こうと果敢に挑戦しています。

「もう、繰り返すのは飽きた。歩く練習は止めよう」という赤ちゃんはいませんよね。歩けるようになるまで一生懸命です。

こうして、子どもは、「繰り返し同じ行動をする」ことで、失敗し、やり直し、そして成長していきます。

いかがでしたか?

子どもは、食事のときも“繰り返し”同じものばかり食べたがることがあります。

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