"アダルト動画まとめ"が一斉摘発!業界が恐れる"2016年問題"の一環か (2/2ページ)
今回のケースも、そして以前のケースも、それが 「日本国内から違法なわいせつ画像をアップした」 と見做されて逮捕に至ったのではなかろうか。
ここまでご理解いただけたら、続いて逮捕を免れているプロ(アダルト動画サイト自体の運営者など) が、どのように法の網をくぐり抜けているか知って欲しい。 また自分の記事になって恐縮だが、2014年にこのサイトに掲載した記事だ。
『FC2で性行為を生配信して逮捕 「海外サーバは合法説」の真相は?』
今では多少形が変わっている部分もあるのだが、概ねこう覚えておいて貰えれば問題ないだろう。 ここまで手間暇をかけねば、日本人が無修正エロで安全に金を作るのは不可能なのである。 これが出来ないならば、安易に無修正エロで小遣い稼ぎをしようなどと思うな(あえて強い口調で言わせていただく)。
ネット上のインフラは公共物である。 国籍も性別も年齢も関係なく、共有の財産である。 しかし、一部のバカが国内法を無視して暴走すれば、各国の法律に合わせて様々な摘発が起こり、結果としてインフラ自体が殺されかねない。 チキンレースに失敗した人間がどうなろうと知った事ではないが、この共有財産が潰されるという自体だけは是が非でも避けねばならない。
したがって、今回のような事件が起きる度に私は何度も同じ事を言い続けるだろう。 「素人はエロに手を出すな」 と。 最低限の法律を学ぶ気がなく、最新の判例を常に気にかけるような心構えもなく、法に触れない(掻い潜る) 努力をするつもりもないならば、頼むからエロで金儲けしようとは考えないで欲しい。 これは素人に限らず、AV業界などにも言えることだ。
そもそも、今回のエロ動画まとめサイトの摘発など、すでに前例があったのだから、せめて文字情報だけでなんとかするとか、迂闊に無修正画像をアップしないとか、色々と回避手段はあったはず。 それを怠った挙句の逮捕なのだから、まったく同情する気になれない。
共有財産であるインフラを守る気のない人間はネットを使うな。 それが正直な感想である。
Written by 荒井禎雄
Photo by Skley