【プロ野球】自らが現役時代に証明?阪神ナインに浸透する”金本イズム” (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■投球ミスではなく、攻める気持ちの欠如

 2年目の左腕・横山雄哉がバレンティン(ヤクルト)に2打席連続で被弾し、3回でマウンドを降りたのは5月25日、神宮球場でのことだった。

「投げてはいけないボールを投げてしまいました」

 試合後の横山の会見であるが、このときの金本監督の会見とは表現が微妙に違う。

「捕手の要求通りに、もっと内角を当ててもいいくらいの気持ちで攻めないと」

 金本監督は横山が投球ミスを犯したのではなく、攻める気持ちのなさが被弾の原因と叱責したのだ。気持ちで負けた横山は肩の故障もあり、ファームで再起をかけることとなった。

 横山が入団会見のときに書いた色紙が「気」であることは今でも記憶にあるはず。金本イズムを注入された横山が、1軍のマウンドで気迫のこもったピッチングを魅せてくれるのはそう遠くないはずだ。

■気持ちでは絶対に負けない野球

 現役時代、気持ちでは絶対に負けない野球を実践してきた金本監督。超変革を進める上で、この気持ちの部分を切り離すことは出来ない。

 ゲームの勝敗には時の運の要素もある。しかし、気持ちの勝ち負けには運はない。

「気持ちでは絶対に負けない」

 金本イズムが浸透し、金本監督がベンチでいつもニンマリとほくそ笑む。この笑みこそが、超変革が完結するシグナルなのかもしれない。

まろ麻呂
企業コンサルタントに携わった経験を活かし、子供のころから愛してやまない野球を、鋭い視点と深い洞察力で見つめる。「野球をよりわかりやすく、より面白く観るには!」をモットーに、日々書き綴っている。
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