カナダ・オンタリオ州政府、州南部に新設のバイオマニュファクチャリング産業の研究拠点へ300万カナダドルを投資 (2/3ページ)

バリュープレス



バイオマニュファクチャリングと呼ばれる、バイオテクノロジーを使った製造方法は、持続可能な原材料(農業、林業の副産物や廃棄物など再生可能な資源)を用いて、エネルギー・付加価値の高いケミカル・材料などに転換するプロセスのことで、従来の石油系の生産方法と比べると温室効果ガス排出量を大幅に減らします。例えば、オンタリオ州では、持続可能な化学メーカーであるバイオアンバー社(BioAmber、サーニア市)が植物由来のコハク酸を生産し、従来の製法と比較して温室効果ガスを100%削減した成功事例があります。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM0MTE5NyMxNjQxNzEjNDExOTdfYlBVQ1BOTGhoaS5wbmc.png ]

オンタリオ州政府研究革新省大臣(Minister of Research and Innovation) のレザ・モリディは、「サーニアに新設される研究拠点は、工業バイオテクノロジーの商業化を推進するための新しい、強力なハブとなります。今回の戦略的投資は、ウエスタン・サーニア=ラムトン・リサーチパークで進行中の既存の優れた取り組みをさらに加速し、同州をバイオテクノロジー部門の最前線に送り出し、サーニア=ラムトン地域のさらなる経済成長と繁栄につながると期待しています。」と述べています。

関連情報
オンタリオ州の化学産業部門はカナダ最大とされ、サーニア=ラムトン地域は同州の主要な化学産業の集積地となっています。同化学部門はカナダ全体の出荷の約40%を占め、26,000人を雇用しています。
2008年にオンタリオ州は1,000万カナダドル(約8億3,000万円)を拠出し、「バイオ産業イノベーション・カナダ」の開発を支援しました。これにより、サーニア=ラムトン・リサーチパーク内にイノベーションのインフラが構築されました。
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