サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「ヤマイチジャスティが混戦制す」 (2/2ページ)
混戦と見られている以上、一昨年、昨年に続いて馬単で万馬券が飛び出す可能性も十分。一筋縄とはいきそうにない。穴党としては、やはり人気薄に目をつけてみたい。
最も期待を寄せたいのは、ヤマイチジャスティだ。抽選対象だが、どうしても出走させたい高い能力の持ち主なのだ。
スタート難があって未勝利を勝ち上がるまで5戦を要したが、この馬の強烈な末脚は特筆モノ。前走の500万平場では、初めてスムーズにスタート。それだけに追走も楽で、直線追い出したら見る間に他馬を突き放して2着馬に5馬身もの差をつける完勝だった。
「(前走は)乗り役がクセを飲み込み、ハミをかまさず上手にスタートを切ってくれた。馬自身も腰がパンとして、ここにきて力をつけてきたのも確か」
高市調教師は、こう振り返り、手綱を取った丸山騎手も「まだ余裕たっぷりだった。追っていればまだ時計は詰められた」と言っていたが、これも十分にうなずけることだ。成長急が確かであれば狙わない手はない。
むろんのこと状態もグンと良化している。今回は短期放牧明け3戦目。高市師は「デビュー以来、最高の状態で臨めそう」と期待感たっぷりに話していたが、あか抜けた好馬体、血統(特に母系)からも大いにチャンスがあっていい。
父エンパイアメーカーはGIベルモントS(12ハロン)の覇者で、母系そのものもスタミナ色が濃い。ヤマイチジャスティは、マイル戦での実績はないが、距離延長は歓迎。晴雨にかかわらず大きく狙ってみたい。