【プロ野球】与死球王や最多登板は誰?裏タイトルからみる”スタッツ王” (2/2ページ)
■WHIP王
【セ・リーグ】
菅野智之(巨人)
0.81
今永昇太(DeNA)
0.99
【パ・リーグ】
バンデンハーク(ソフトバンク)
0.92
有原航平(日本ハム)
1.01
1イニングで平均何人の出塁を許すかを示すWHIP。セ・リーグは防御率順に並んだが、パ・リーグはやや異なり、バンデンハークは防御率では実は11位(3.41)。被安打は少ないものの、一発に泣いている。有原は防御率と同様の2位。
防御率1位の石川歩(ロッテ)はWHIPでは3位の1.07。走者を出しても粘りのピッチングで防御率1.30をマークしている。
■与死球王
【セ・リーグ】
山中浩史(ヤクルト)
7個
ジョーダン(中日)ほか5名
5個
【パ・リーグ】
牧田和久(西武)
佐藤勇(西武)
スタンリッジ(ロッテ)
5個
大谷翔平(日本ハム)ほか5名
4個
強気の投球で内角をゴリゴリ攻める投手が見える与四球数。山中と牧田、セ・パ2人のサブマリンが早くもトップに名を連ねた。牧田は昨季も11死球で吉川光夫(日本ハム)と並んでトップだった。アンダースローといえど、打者は覚悟が必要だ。
2014年、2015年と2年続けて11死球をぶち当て、名誉か不名誉かセの与死球キングに輝いていたのは藤浪晋太郎(阪神)。しかし、今季はいまだ3与死球に留まっている。今季は勢いをやや欠いているように見えるが、もしかすると調子がいいほど当ててしまうタイプかも知れない!?
■最優秀被打率
【セ・リーグ】
菅野智之(巨人)
.189
岩貞祐太(阪神)
.201
【パ・リーグ】
バンデンハーク(ソフトバンク)
.202
大谷翔平(日本ハム)
.205
最優秀防御率と重なりそうな指標だが、こちらもややずれる。昨年はセ・リーグでマイコラス(巨人)が最優秀被打率.205をマークしている。今年は圧倒的投球の菅野は納得だが、WHIPと同様、防御率とは裏腹にバンデンハークがパ・リーグトップを走っている。これぞ裏タイトルの醍醐味。今年のバンデンハークには裏タイトルマニアの胸を熱くさせる“何か”がありそうだ。
文=落合初春(おちあい・もとはる)