「叱るとき 必ずママを 悪役に」~パパのNG叱り方編~【ダメパパ川柳連載 第3回】
※ 前回の『ダメパパ川柳』はこちら!
育児や子育てに対するパパのちょっぴりダメな部分を、自身も1児の娘のパパである筆者の体験談も交えながら川柳で紹介する連載『ダメパパ川柳』。
今回は、子どもの叱り方に関する、ダメなパパの一面を詠んでみました。これをやられたら腹が立つと感じているママも、たくさんいるのではないでしょうか。
第3回目の「ダメパパ川柳」は…
『叱るとき 必ずママを 悪役に』
◆登場人物◆
■パパが不用意に言っている「アノひと言」とは!?
うちの娘(えっちゃん)は2歳を過ぎた頃から、一人で色んなことができるようになってきました。
ドアを開け閉めしたり、冷凍庫にテレビのリモコンをしまったり、ソファから飛び降りようとしたり、冷凍庫にエアコンのリモコンをしまったり……。
不可解な行動から危険な行動まで、予測不能な様々な動きをするようになったので、必然的に娘を叱ることも増えてきます。
「えっちゃん!そこ(ソファ)からジャンプしたら、ママに怒られるからね!」
「冷凍庫にリモコン入れちゃダメだって、えっちゃん!ママがめちゃくちゃ怒るよー!」
そう。そうなんです。気がつくと、「ママに怒られるよ」というお決まりパターンの叱り方をしちゃっていることが多々……。パパから言わせれば、悪気や深い意味なんて全くなく、何となく言ってしまうものなのです。
気づいたら咄嗟に口から出てしまってる。なぜなんでしょうね、アレ……。
■ママを「悪役」にして責任逃れしてる!?
ママからしたら、このパパの発言はかなり腹が立つもの。実際、僕も妻に怒られた経験があります。
ある日、娘がコッソリと冷凍庫におむつを入れようとしていたので、慌てて僕はこう言って叱りました。
「だーかーらー、冷凍庫に入れちゃダメって言ってるでしょ!ママに怒られちゃうよ!」
そして、「夏だから凍ったおむつを着けたかったのかな?」なんて冗談を言いながら、ヘラヘラした顔をして振り向いたところ、そこには鬼の形相をした妻の姿が……。
「何その叱り方!いつもいつも私ばっかり悪役にしないでよ!」
妻はヘラヘラ顔の僕をにらみつけながら、そう言いました。あまりの恐怖に背筋が凍りました。娘のおむつではなく、僕の背筋が凍りました……。
でも確かに、これは妻の言う通り。自分は子どもの優しい味方になって、鬼のような悪役はママに押しつけてしつけの責任逃れをしていた。
そんなことをされたら、怒るのも当然のこと。パパの不用意なひと言によって、“鬼嫁”にさせているんですね……。
そのことをパパたちはしっかりと理解すべきかもしれません。
■「夫婦の役割」を決めておこう
自分に悪役をなすりつけてくるパパに対しては、しっかりと一度説教をしてやりましょう。そのときこそ本当に、“鬼”の形相で怒った方がいいですよ。
「ママを怒らせると怖い」ということを、パパには植えつけると二度と同じ過ちは犯さないはずです。
あと、夫婦で子どもの叱り方について話し合っておくことも大事です。どういうときに叱るのか、叱るときにはどっちが主導権を握るのかなど、夫婦の役割もある程度は決めておくといいでしょう。
次回の『ダメパパ川柳』のテーマは、「寝る前のパパのNG行動」です。お楽しみに!
前回の『ダメパパ川柳』はこちら!
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※ bbevren、Iakov Filimonov / Shutterstock
【著者略歴】
※ 山田周平・・・作家/ライター。Webライター・コピーライターとして、WEBサイトの企画・ライティングや恋愛コラムの執筆などを行っている。著書に『結局、男って「あざとい女」に弱いんです。』(大和出版)