イマドキの保育参観は変装アリ…!? 子どもが家庭と保育園で「まるで別人」な理由

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イマドキの保育参観は変装アリ…!? 子どもが家庭と保育園で「まるで別人」な理由

保育園に入園してもうすぐ3ヵ月。子どもも、ママたちも保育園生活に慣れてきた頃ではないでしょうか。

この時期になると多くの保育園が“保育参観”を行います。普段見ることができない、保育園での子どもの様子を見られる絶好の機会です。

保育参観で子どもの様子を見ると、「家庭では見せない子どもの意外な姿にビックリ!」なんてママも多いようです。

これにはちゃんと理由があるんですよ。

今回は、元・認可保育園園長の筆者が、“イマドキの保育参観”と、保育園での子どもの姿についてお話します。

■なぜ保育参観で変装するの?

保育参観は、教室のうしろで見学をする小学校の授業参観などとは大きく違います。

保育園は生活の場、その日ごろの姿を見せることが目的のため、親だということが子どもに“バレないように”して見学をします。

まだ小さい子どもたちは、親の顔を見た瞬間からソワソワ。中にはママのところへ行きたいと泣いてしまうこともあります。

参観の方法は、保育園によって様々です。

(1)保育室の窓を全て隠し、のぞき穴から見る“監視型”

(2)完全に変装をして保育に参加しながら見学する“変装型”

どちらも親にとっては見つからないように息を凝らして見るので、かなりの“スリルと緊張感”の中で参観することになります。

“変装型”では注意も必要です。過度な変装は子どもたちに恐怖心や不信感を与えてしまうことになるので気を付けましょう。

筆者が保育園に勤務していた頃、黒いコートにサングラスにマスク、大きな帽子を被って園庭の隅で見ていたママに子どもがおびえ、誰も園庭に出てこなかったということがありました。(笑)

では、子どもが保育園と家庭で“まるで別人”になってしまうのはナゼでしょうか?

■「家庭とは違う生活リズム」があるから

保育参観でまず驚くことは、子どもたちがみんな落ち着いていること。

これは、“保育園の規則正しい生活”のおかげです。

保育園では、毎日同じ時間に登園し、散歩、食事、昼寝、おやつ、活動……という順序で、その時間もほぼ毎日ずれることなく生活しています。

これだけ規則正しい生活をしていると、子どもたちも次の行動が読めるため、落ち着いて過ごすことができるのです。

家庭では、日によってスケジュールが異なるため、なかなかそうはいきませんよね。

 土日もできるだけ保育園と同じようなリズムにしてあげることで、家庭でも子どもは落ち着くようになります。

■保育園では「ワガママを我慢」しているから

「うちの子はとにかく甘えん坊でワガママだから、保育園でどうしているのか心配」と思っているママたち。

でも、保育園では全く違う姿を見せている子がたくさんいます。

お友達にオモチャを貸してあげたり、先生のお手伝いを率先してする子もいます。

なぜ、こんなにも家庭とは違うのでしょうか?

もちろん、保育園でも初日からきちんと言うことを聞く子どもはいません。子どもは環境に適応しようと日々学習しています。

親の代わりが保育士であり、“集団生活の場”ということを徐々に理解します。

家庭のようにワガママを言っても通らないということを、周りの子どもの様子も見ながら学んでいるのです。

ママとしては、保育園でできるのなら家庭でも言うことを聞いてほしいと思ってしまうでしょうが、子どもだって本当は1日中甘えたいのを、保育園では我慢しています。

家庭で甘えるのは許してあげてくださいね。

いかがでしたか?

子どもが保育園でどのように過ごしているかを知ることで、保育園に対しての信頼も深まり、安心しますよね。

そして、子どもにとって親は何よりも大切で必要な存在。

お迎えに行ったら、“ギュッ”と抱きしめて、たくさんの愛情を伝えてあげることを忘れずに。

【画像】

※ Maram、ISchmidt、Nadezhda1906 / Shutterstock

【著者略歴】

※ 藤實 智子・・・元認可保育園園長。現在の保育事情、なぜ保育士が増えないのか、待機児童が減 らないのかという問題を現場の立場から考え解決するため、保育施設の訪問サポ ートや保育士向けの相談事業、保育講座等を行っている。

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