人が悪口をいう3つの理由を知るべし!悪口に巻き込まれない方法
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コミュニケーション
こんにちは、接客コンサルタントの樋口智香子です。
周囲から愛され、信頼される、魅力的なビジネスパーソンを育成する人材教育をしています。
誰しも社会に出れば、多かれ少なかれ「苦手な人」に遭遇しますね。
エンウィメンズワークのアンケート調査によれば、「いままでの職場に、苦手な人がいましたか?」との問いに、95%の女性が「いた」と答えています。
なんと大きな数字でしょう! 仕事をする上で、苦手な人に会うことは免れないと腹をくくったほうがよいですね。
しかし「苦手」と感じてしまうと、ついついそれを、周囲にこぼしたくなるものです。
特に女性は、共感してもらうことに価値を感じる生き物なので、周囲に愚痴や不満をいいがち。それが転じて「悪口」になってしまうことも、往々にしてあるのです。
自分の悪口をいわれるのはもちろん不快ですが、困ってしまうのは、人の悪口を聞かされることではないでしょうか。
こわいお話ですが、自分の悪口は、自分の耳には届きにくいもの。むしろ、人の悪口を聞かされることのほうが多いはずです。
では、こうした悪口に巻きこまれないようにするには、どうしたらよいのでしょうか。行動面と心理面、両方の切り口から見てみましょう。
■1:【行動面】「You think so」のスタンスで受けとめる
悪口をいう人は、自分の思いに共感してほしいのです。
「あの人の、こんなところが嫌い」「あの人に、こんな嫌なことをされた」という不快感や不満を、聞き役の人にも同じように感じてほしいのですね。
とはいえ同調してしまったら、思わぬ人間関係のトラブルに巻き込まれることもあります。
そこで、相手の「共感してほしい」という期待にそむかず、かつ、悪口に同調をしない方法としてお勧めなのが「You think so」のスタンスです。直訳どおり、「あなたは、そう思うのですね」と、「不快に思った事実」だけを限定的に受容するのです。
「Aさんって、感じ悪くない? 先週の残業だって、男性がいるときは、ニコニコなんでもやるくせに、私と二人きりになったら、全然仕事しないの。本当にむかつくのよね」
「そうなんだね、そんなことがあったのね。嫌な思いをしちゃったんだね」
悪口そのものではなく、「嫌な思いをしてしまった」という事実にだけ、限定的に共感する。これだけでも、悪口をいう人は「受けとめてもらえた」という安心感を得るのです。
■2:【心理面】悪口をいいたくなるのはなぜか考えてみる
人を嫌いになり、悪口をいいたくなる理由は、主に3つです。
(1)「自分のルール」に違反している
人にはそれぞれ自分の価値基準(マイ・ルール)があります。
たとえば「目上の人に意見してはいけない」という価値基準を持っている人は、後輩が堂々と自分の意見を主張してくることに不快感を抱きます。ただ、その価値基準は千差万別。誰しもが不快に思うわけではないのです。
(2)うらやましい
いわゆる、「自分も本当はそれがしたいのにできない」「自分の欲しいものを持っている」という嫉妬です。
(3)思いだし嫌い
「思いだし笑い」という言葉を「嫌い」に置きかえたものです。少々、心理学的なお話になりますが、これを「投影」といいます。
人は、過去の嫌だった記憶や苦手だった人への思いを刺激してくるシーンに遭遇すると、無意識レベルで拒否反応を起こしてしまうのです。
悪口をいう人は、このどれかに当てはまると考えてください。そうすれば一歩俯瞰した目で判断することができるので、相手の感情に巻きこまれなくなります。
俯瞰をして見ると、以下のように、悪口をいう人を違う視点からとらえることができます。
(1)自分のルール違反:「ああ、主張するタイプの後輩が苦手な人なんだな」
(2)うらやましい:「もしかしたらこの人は、上司に自分の意見をいいたくてもいえないんじゃないかしら」
(3)思いだし嫌い:「以前、目下の人に強く主張されることで、嫌な思いをしたことがあるのかもしれない」
こう考えれば、悪口をいう人を嫌悪することなく、どこかあたたかく見守れるようになるはずです。
以上、悪口をいう人への対処法でした。悪口に巻きこまれそうになったとき、ぜひ試してみてください。
(文/樋口智香子)
【参考】