“夫の加齢臭”指摘できてる? 「ニオう鈍感夫を動かすコミュニケーション」2つの秘訣
夫の“ニオイ”にいつも悩まされている……というママは、けっこう多いのでは?
年月とともにきつくなっていくニオイ、いわゆる“加齢臭”。梅雨のジメジメ湿気で汗をかきやすくなり、ますますニオイもきつくなってくる時期なので、夫のニオイ対策をしっかり行って、家事を爽やかな気分でこなしたいですよね。
今日は、夫のニオイに関するあるアンケート調査をもとに、コミュニケーションライターの筆者が、“夫に自らニオイ対策をしてもらうための自然なコミュニケーション法”についてお伝えします。
■「夫のニオイが気になる妻」は7割にも!
株式会社ナリス化粧品が、既婚で子どもがいる 20 代~50 代の女性に対して、夫のニオイに関する調査を実施したところ、なんと7割もの妻が「何らかのニオイが気になる」と回答しました。
やはり夫のニオイに悩まされているママはとても多いようです。
具体的に気になるニオイの1位は、「体臭(41%)」、2 位「服や靴下、寝具等のニオイ(38%)」、3 位「口臭(33%)」、4 位「整髪料や香水等のニオイ(7%)」でした。
■夫にニオイ、指摘できる?
「夫の体臭、口臭、服や靴下、寝具等のニオイが気になる」と回答した方にのみ行った二次調査の結果によると、「夫のニオイについて本人に指摘できますか」という質問に対し、「できる」と回答した妻は、53%、「やんわりできる」「できない」と回答した妻は 47%となり、約 5 割が指摘をしづらいと考えていることが分りました。
また、夫に自身のニオイに対する意識を確認したところ、自身のニオイについて、「知っているが気にしていない(34%)」、「知らないし気にもしていない(13%)」と回答!
なんと約 5 割もの夫が、自身のニオイを気にしていないこが分りました。
年々増してくる自分のニオイに鈍感だなんて、妻としてはとても困りますよね。夫には、もっと自分のニオイに対して敏感になってもらいたいもの。
とはいえ、「あなた臭いわよ」などとストレートに伝えるのは、夫婦とはいえ言いづらいですよね。喧嘩に発展してしまうこともありえます。相手を動かすには、伝え方を工夫する必要があります。
■「ニオう鈍感夫」を動かすコミュニケーションの2つの秘訣
(1)メリットを伝える
以前、テレビ番組で、便座を何度言っても閉めない夫の話が出ていました。困った妻は、ある日、言い方を変えてこう伝えたそうです。
「便座を閉めると、金運が高まるらしいわよ」。
このことを一度伝えただけで、夫は便座をちゃんと閉めるようになったそうです。ポイントは夫に便座を閉めることのメリットを伝えたこと。
人を動かすときは、自分の気持ちだけでなく、相手にとってのメリットを伝えると、動いてもらいやすくなります。また、「テレビで言ってたんだけど~」「○○さんが言ってたんだけど~」という言い方も説得力が増すので、とても効果的です。
「夫がニオイ対策をすることによって、夫にもたらされるメリット」を考えてみましょう。自分の夫をよく観察し、一番響くメリットを考えて、伝えてみましょう。
例えば、「あなたが好きな俳優の○○さんが昨日のテレビで、加齢臭対策やってるって言ってたわよ。あなたもやってみたら、職場の人たちからの印象が変わるんじゃない?」と声をかけてみてはいかがでしょうか。
(2)感謝や褒め言葉の「後に」伝える
人に直してほしいことがあるとき、感謝や褒め言葉を伝え、プラスの感情を相手から引き出してから伝えると、うまくいくことが多いです。
「でもね」「だけどね」など逆説の接続詞は、相手に否定的な感情を芽生えさせる接続詞で、せっかく生まれたプラスの感情を打ち消してしまうことになるので気をつけましょう。
オススメの接続詞は、「ところで~」です。
「ところで~」には、否定的な要素がまったくない接続詞です。“感謝・褒め言葉+ところで+直してほしいところ”のセットで伝えると、相手にこちらの言い分を受け入れてもらいやすくなります。
例えばこんな風に。
「いつも子どもたちの相手してくれてありがとう。この間優しそうな旦那さんねって、ママ友に言われたわ。ところで、最近あなたの寝具のニオイが気になるんだけど、シャンプー変えてみたら?」
いかがでしたか?
「こんなこと言うと傷つけちゃうから」「喧嘩になっちゃうから」と、言いたいことを我慢していては、ママはストレスが溜まるばかり。夫婦関係を円満に保つためには、言いたいことは言う方が良いのです。
大切なのは、伝え方です。夫のニオイに悩む方、今日お伝えしたことを参考に、夫への伝え方を工夫してみてくださいね。
【参考】
※ 既婚女性を対象に「夫のニオイ」に関する調査を実施 – 株式会社ナリス化粧品
※ Rachata Teyparsit / Shutterstock
【著者略歴】
※ 黄本恵子・・・3万人を超える人の悩みを解決するコーチ&カウンセラーとして活躍。2010年、その経験を活かしてコミュニケーション心理スキルを紹介する、コミュニケーションライターとして独立。一般社団法人日本聴き方協会認定シニアインストラクター・認定シニアカウンセラー。RIRA認定ルーシーダットンインストラクター。