なんと死後2日経っても遺伝子は死体の内部で活動していると判明 (2/2ページ)

Suzie(スージー)

そもそもDNAは緊密に凝縮されているので、死後に緩んでいき、それまで自由に活動することができなかった遺伝子を解放することになる、という説があります。

それで研究者たちはゼブラフィッシュとマウスを使った実験を行い、動物たちが死んだ後に1,063の遺伝子の活動が増加したことを発見したのです。

■死後も活動する遺伝子は臓器移植の分野で活かせる

遺伝子の多くは生命の死後30分で活動が徐々に弱まります。しかし、残りのいくらかの遺伝子は、活動が弱まるのに 28~48時間もかかったのです。

研究者たちはこの結果をオンライン生命科学情報サービス『bioRxiv』 に発表しました。

もしかすると、この驚くべき遺伝子の活動は、死後の動物の体に発生する一連の変化の一部なのかもしれません。

「死後、生命が復活する可能性はあるのか?」という疑問は依然、残されたままですが、今後、研究が進めば臓器移植の分野の発展にも大きく関わってくるかもしれません。

過去には、死後3ヶ月経ったクラゲの死骸の一部から、より若い形態である「ポリプ」が生まれたというニュースもありました。死後の生命は存在するのか。さらなる研究の成果が待たれます。

(文/平野鞠)

【参考】

Life after death ‘possible’ as scientists find genes spring to life TWO DAYS after animals die-Mirror

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