モンゴルで郵便物を受け取るのは至難の業。新たに採用された場所のイメージを3つの単語で表す面白住所システム

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モンゴルで郵便物を受け取るのは至難の業。新たに採用された場所のイメージを3つの単語で表す面白住所システム

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 モンゴルで手紙を受け取るのは至難の業だ。地方にはそれは広大な土地が広がり、大都市でも通りのほとんどには名前がつけられていない。これに加えて、モンゴル国民の4分の1が遊牧民で、あちこちを放浪している。

 手紙や小包を受け取るには、集配所まで出向くか、郵便局員に細かい指示を書き留めておく必要がある。さらに紛失時のための電話番号も必須だ。

 でも、これからもっと簡単になるかもしれない。モンゴル政府は今月、3ワードコードに基づいた新たな住所システムを初めて採用することにしたそうだ。

その場所をイメージする3つの単語が住所となる

 例えば、この国のアメリカ大使館に郵便物を送る場合は、本来の住所である 「at Denver Street #3, 11th Micro-District, Ulaanbaatar 14190」宛てではなく、「constants.stuffy.acitivism(普遍の・古臭い・行動主義)」へ送ればいい。

 イギリスの新興企業what3wordsが開発したこのシステムは、すでに国連の災害対応、ブラジルの家の賃貸人、イギリスのガイドなどが使っている。わたしたちが持っているGPS座標の技術と、抽象的な数字よりも好きな言葉や鮮明なイメージのほうが頭に残るわたしたち自身の記憶を最大限に利用している。

 地球を9平方メートル四方のブロックに分け、それぞれに独自の3つの言葉のコードをつける。このシステムなら、もう16桁のGPS座標を伝えなくても、ピンポイントで場所を示すことができる。地獄の門だと、「target.stakeholder.buyouts(ターゲット・利害関係者・買い占め)」、旅行ガイドのアトラス・オブスキュアのオフィスは「amuse.models.porch(楽しませる・モデル・ベランダ)」と言うだけで場所がわかるのだ。

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3wordsシステムなら、ルーマニアのサリーナ・トゥルダ塩鉱山歴史博物館の場所は「soaking.unforgettable.mattresses(ずぶ濡れの・忘れがたい・マットレス)となる

 どこか田舎の道で特定の家の番地を訊いて回ってうろうろすることもあれば、"ストリート"と"アベニュー"が入り混じった都会のただ中に放り込まれることもあるだろう。

 しかし、旅人たちは世界中の地図はがっつり整えられていることを知っている。その一方で、世界の約40億の人たちは家の住所というものをもっていない。そのため、郵便物が届かなかったり、必要なサービスが受けられないなど、機能が滞る事態になる。what3wordsシステムがあれば、誰でもどこにいても、住所をもつことができる。

 利用するにはアプリにアクセスしなければならないため、そうした手段がない場合を考慮しなくてはならないが、とにかく、what3wordsは世界全体を短いダダイズム風(既成の秩序や常識に対する、否定、攻撃、破壊といった思想を大きな特徴とする)の詩に置き換えた。この手ごろなマップを持って、ちょっと近所に遠足に行ってみるか、巨大なチンギスハンの像があるウランバートルのこの場所に郵便を送ってみてはどうだろう。

住所は「undulations.cheer.androids(うねり・歓声・アンドロイド)」だ。


via:Mongolia's New Address System Gives Every Location A Poetic Three-Word Name・/ translated konohazuku / edited by parumo



 住所を連想できる3つの単語で示すってなかなか面白いよね。ちょっとした大喜利のネタになりそう。都庁だとどんな3つの単語になるのだろう?


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