長続きしているカップルは無意識にパートナー以外の人の魅力を低く評価する「知覚の引き下げ現象」が発生している(米研究) (2/3ページ)

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 現在のパートナーとの関係を危うくするかもしれない異性の魅力を、人は知覚的にあえて過小評価するかどうか? また、現在のパートナーとの関係に大満足しているのなら、積極的にそうするかどうか? このふたつの疑問を解明するために、ふたつの実験を行った。

 まず最初に54人の成人の異性愛者たちに、男女ひとりづつのさまざまな顔を並べた写真を見せる。男女ともに11の写真があるが、ひとつはオリジナルの顔で、あとの10はその顔を特殊なソフトで、均整や肌色などを加工し魅力の度合いを変えたものだ。

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恋愛対象になりえない人物の魅力は過小評価される

 まず最初、被験者たちに加工した10枚の写真を見せ、この中で最も一番魅力的な人物は誰かと尋ねる。被験者らは一貫して一番魅力的に加工された人物を選んだ。

 その後被験者らに、実はこの写真の人物は加工したものだがとても魅力的でその人と仕事をすることになると話す。

 更に一部の被験者には、その人物にはパートナーがいて恋愛の対象として手を出せないことを知らせる。他の被験者には、この人物は独身だと話す。そして、現在の恋人との関係を含め、被験者自身のことについて訊ね、架空の人物の加工した10の顔を見せて、オリジナルの顔と一致するものはどれかを選んでもらった。

 すると、その人物にパートナーがいると伝えた被験者は、あまり魅力的に加工されてない写真を選び、独身だと話した被験者はより魅力的な写真を選んだという。

パートナーとうまくいっている人ほど魅力的な人を過小評価する

 次の実験では、また別の被験者たちに自分の恋愛状況について詳しく語らせ、その間にこの写真の人物は独身で、パートナーを探していると伝える。パートナーがいる被験者は、写真の人物が恋人を探していると知っても、独身の被験者ほど心を動かさなかった。パートナーとの関係がとてもうまくいっている被験者は、ほかの被験者の中でもっとも誘惑されなかった。
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