天才テリー伊藤対談「メイプル超合金」(1)最後は根負けしてコンビ結成を… (2/2ページ)
カズ で、「死にたくないからコンビを組みます」と。その時たまたま、なつさんが、前のコンビを解散して何もしてなかったんです。
テリー なっちゃんのことを、前から「才能あるな」と思ってたんだ?
カズ いえ、コンビのネタも見てたんですけど、あんまりおもしろいと思ったことはなかったです(笑)。
安藤 そのコンビは、ネタよりもキャラクター重視で、「レポーターとかをやっていければいいや」ぐらいのスタンスだったので。
テリー じゃあ、どうして声をかけたの?
カズ 僕の考えに「デカい人はおもしろい」っていうのがあって(笑)、並んだ時のインパクトが大きいだろうな、と。あと、最初からおもしろい人より、まだ完成していない人と組んだほうが、今までにない化学反応が起こるんじゃないかというのもありましたね。
テリー なっちゃんは誘われた時、「もう抱かれてもいい!」と思ったの?
安藤 いやいやいや(笑)。カズは事務所の後輩なんですけど、それまで何の接点もなくて、「全身真っ赤で金髪の、気持ち悪い男がいる」ぐらいの認識でした。
テリー まあ、そこは間違ってないよな(笑)。
安藤 だから「コンビ組みません?」って言われた時に、「絶対無理!」と思って、断り続けてたんです。実はその頃、芸能界を引退して、前にやっていた介護職に就こうと思っていたんです。
テリー へえ、じゃあ何で心変わりをしたの?
安藤 この男、何をどんなに言っても「ハイハイ、わかります」としか言わないんですよ。
テリー ハハハ、話を聞かないんだ?
カズ 自分の中では、もう何を言われても「コンビを組む」って決めてましたからね。
安藤 それで、あんまりしつこいから「一度、キチンと場を設けよう」と、ファミレスに集まったんです。で、「30歳過ぎての再スタートはキツい」みたいなことをこちらが延々と話してるのに、カズは「ハイハイ、わかりました。じゃあ、ちょっとドリンクバー行ってきまーす」って、まったく聞いてない(笑)。最後はもう、根負けしました。