天才テリー伊藤対談「メイプル超合金」(2)2人の漫才は素人みたいな味がある

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天才テリー伊藤対談「メイプル超合金」(2)2人の漫才は素人みたいな味がある

テリー それでコンビでの活動が始まったと。ちなみに、コンビ名の由来は?

カズ 付けたのは僕です。子供の頃に文鳥を飼っていて、「こんにちは」って言葉を覚えさせようとしたら、突然「○×△(聞き取り不能)」って気持ちの悪いことを言い始めて。

テリー えっ、それって日本語?

カズ 僕も何言ってるか、わからなかったんですよ。でも、大人になってそのことを思い出したら、あれって「メイプル超合金」と聞こえていたかも、と気づきまして、そこから。

テリー 何だ、メープルシロップは関係ないのか。俺、大好きなんだけど。

カズ あっ、そうなんですか!?‥‥実は、メープルシロップが何よりも大好きで付けました!

テリー アハハ、しらじらしすぎるよ! なっちゃんは、このコンビ名をどう思ったの?

安藤 「何言ってるんだ、こいつ」と(笑)。他の候補も「七色ポシェット」とか、ヘンなのばっかりだったし。

カズ かわいい名前にしたかったんです。

テリー やっぱりカズさんは変な男だな(笑)。で、コンビを結成して、やっと運気が上がったと。

カズ いえ、最初は全然ウケませんでした(笑)。「スベり続けて死ぬか?」って言われてコンビを組んだのに、「あれ、またスベってる。もう死んじゃうのかな?」って思いました。

テリー アハハハハ! そりゃあ焦るな。

カズ ただ、しばらくしたら急にウケるようになったんですよ。

テリー 何か転機があったのかな?

カズ 最初は太ってるなつさんをイジる、ベタなネタも入れたりしたんです。

安藤 でも、最初にこのビジュアルで出てくるから、お客さんがビックリしちゃって、ネタが終わるまでずっと混乱していたみたいなんです。「何? どっちがツッコミで、ボケなの?」みたいな感じで。

カズ でも、様子を見ていると、僕がずっとボケて、なつさんがツッコミに徹したスタイルがウケていることに気づいたんです。「こいつら、この外見なのに、見た目とまったく関係ないことやるの?」っていうのがよかったみたいで。

テリー なるほどね、あえてお笑いの方程式にならわなかったのがブレイクの要因だったと。

カズ あと、僕らの漫才ってホントに内容がないんですよ。

安藤 ずーっと「何の話してるの?」っていうのが続く感じで。

カズ でも、今の若手の漫才ってホントにレベルが高くて、構成もしっかりしてるじゃないですか。

テリー むしろ高すぎるくらいだよな。

カズ だから、その逆を狙って、「訳のわからないバカなことだけをやってるほうが、おもしろいんじゃないか?」と思ったんです。それがたまたま、うまくいったのかもしれないですね。ふらっと出てきて、立ち話みたいに始まるのが、本当の漫才なんじゃないかなって僕は思うんです。

テリー ああ、それ、よくわかるよ。2人の漫才には妙な「間」があったり、ちょっと変な言い方だけど、素人がやってるみたいな味があるよな。

カズ アドリブを入れちゃうのもあるんですけど、基本、僕らはヘタクソなんです。だから肩の力を抜いて見ていただければ(笑)。

テリー いや、でも、ただのヘタクソだと、あんな爆笑取れないから。そこが2人のスゴいところだよ。

「天才テリー伊藤対談「メイプル超合金」(2)2人の漫才は素人みたいな味がある」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 7/7号カズレーザー安藤なつメイプル超合金テリー伊藤エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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