ベッキー、本格復帰へ…SNS上の「応援コメント一色」は本当なのか? (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■本格復帰作戦にただよう「ウソくささ」

 いまだ賛否両論といったところが実情のようだが、それでも強引に「歓迎ムード」をつくり上げて復帰しなければならない事情がある。

「不倫騒動によって多数の出演CMが打ち切りとなり、5億円ともいわれる違約金が発生。ベッキーはその半分以上を支払うことになったとされ、母親が実家を担保に入れたと報じられました。所属事務所も違約金の損害だけでなく、大黒柱のベッキーの稼ぎがストップしたことで屋台骨が傾きかけた。そのような切迫した事情があり、のんびりしてはいられないわけです」(芸能関係者)

 タイミングは決して悪くない。今年6月、元ファンキー・モンキー・ベイビーズのファンキー加藤(37)の不倫騒動が発覚し、友人であるアンタッチャブル・柴田英嗣(40)の元妻をW不倫の末に妊娠させたことが話題になった。加藤の場合は子供も絡んでいるだけに「ベッキーの不倫よりもゲス」「ベッキーの不倫が可愛く思える」といった意見が大勢を占めた。

 また、不倫相手だったゲスの極み乙女。の川谷絵音(27)に対する批判も根強く、これが「男が悪い」「あんなのに引っかかったベッキーが可哀想」といったベッキーへの同情論につながっている。

「今が勝負と考えたのでしょうが、批判を受け止めながら徐々に復帰すればいいものを、あまりに露骨に『視聴者はベッキーを待っていた』というイメージをつくり上げているため、どこかウソくさい雰囲気になってしまっている。誰もが『ウソつけ!』とツッコミを入れた、不倫直後の釈明会見のころから事務所は何も学んでいないのでは……」(前同)

 いずれにせよ、これからがベッキーにとって正念場。地上波レギュラー復帰が大きなポイントとなるが、果たして本格復帰の強行策は成功するのだろうか。

文・佐藤勇馬
※個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、ネットや携帯電話の問題を中心に芸能、事件、サブカル、マンガ、プロレス、カルト宗教など幅広い分野で記事を執筆中。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など多数。
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