【プロ野球】今江の“バット投げ出し”ほか楽天選手のユニーク打法 (2/2ページ)

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■息をのむほど美しい、銀次ならでは特技

 銀次はクルクルと操るバット回しでも有名。今季、その動きが『パ・リーグTV』に取り上げられ、話題を呼んだのは記憶に新しい。

 まるでバトントワリングのように、ハッとする美しいバット回しを披露するのだが、とくにインコース攻めの球をよけるとき、低めの誘い球を見切ったあとにみせることが多い。球界屈指のコンタクトヒッターならではの“魅せ技”だ。

■茂木の見逃し三振が少ない理由は球審への一礼効果!?

 68試合268打席で打率.279、1本塁打、26打点。新人王最有力という好活躍を見せていたドラ3ルーキー、茂木栄五郎の一礼も興味深い。

 打席に向かうとき、球審に向けて礼儀正しくお辞儀をしてからバッターボックスに入るルーティンは、早稲田大学時代から続けている。審判も人の子。茂木の空振り三振が44個に対して、見逃し三振が4個と非常に少ないのは、この一礼の賜物だろうか?

 読者の皆さんにも、応援しているチームや贔屓の選手のプレーだけではなく、独特なルーティンや仕草、そのクセにも目配りしながら観戦することをお薦めしたい。そこには「新発見」が待っているはずだ。

文=柴川友次(しばかわ・ゆうじ)

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