ワーママは気を付けて!「登園許可証が必要な病気」&「高熱が出るので注意したい病気」5つ
暑さが厳しくなってきましたね。そろそろ、夏特有の病気が本格的に流行りだしてくる時期でもあります。先日も、Yahoo!ニュースで、ヘルパンギーナが本格的に流行し始め、6月13日~19日時点で11週連続で増加しているという記事が出ていました。
病気によっては数日間登園ができないものもありますから、その期間仕事を休まなくてはならなくなるワーママは特に注意しておきたいもの。
今日は、1児のママでもある筆者が“夏に注意したい、登園許可証が必要な子どもの病気”についてお伝えします。
■知っておきたい!「登園許可証が必要」な病気2つ
(1)咽頭結膜炎(プール熱)
プールで感染することも多いことから、プール熱と呼ばれています。高熱が3~5日ぐらい続き、喉の痛みと、目の充血やかゆみなど、結膜炎のような症状も出ます。
登園の目安は、“熱が下がり、咽頭痛や結膜炎がなくなった後、2日を経過してから”となり、医師の指示書(登園許可証)が必要になります。
(2)流行性結膜炎(はやり目)
目が充血し、腫れ、目ヤニや涙が出ます。アデノウィルスの感染によって起こる結膜炎で、感染力が非常に高いです。
目の充血が消えて目ヤニがなくなるなど症状が消失してからでないと登園ができず、眼科医による登園許可証が必要になります。
■登園NGにも!高熱に注意したい夏の病気3つ
以下に登園許可証は必要なくても、高熱が出るので注意したい病気をまとめました。
(1)ヘルパンギーナ
乳幼児が罹患することが多い、いわゆる“夏風邪”の代表的疾患です。感染すると、38度以上の高熱や口腔内の水疱・発赤が見られます。
熱や口腔内の痛みで、食事や水分を十分に取れず、脱水になるほか、熱性けいれんや髄膜炎、心筋炎といった合併症を生じる可能性もあるとされています。
登園の目安は、“発熱がなく(解熱後1日以上経過し)、普段の食事ができること”となっています。
(2)溶連菌感染症
感染すると、38度以上の高熱や頭痛、のどの痛み、食欲不振、吐き気など、風邪のような初期症状が表れます。
喉が非常に赤くなり、舌の表面にブツブツの赤みができ、口の中が真っ赤になります。扁桃腺や首のリンパ節が腫れることもあります。発症後1~2日すると、かゆみをともなう小さな発疹が全身にあらわれます。
登園の目安は、“抗菌薬内服後24~48時 間経過していること”となっています。
なお、溶連菌は、急性腎炎、リウマチ熱などを起こすことがあるので、抗生剤を一週間ほど確実に服用しなければいけません。
(3)手足口病
手のひらや足の裏、口の中に発疹ができ、発熱を伴うこともあります。4歳位までの幼児を中心に夏季に流行が見られる疾患で、2歳以下が半数を占めるとされています。
まれに幼児を中心に髄膜炎、小脳失調症、AFP、脳炎などの中枢神経系合併症を生じることもあるとされています。
登園の目安は、“発熱がなく (解熱後1日以上経過 し)、普段 の食事ができること”となっており、法律によって登園許可証を定められている病気ではありませんが、園側から求められることは多いです。
ちなみに、筆者の息子は、昨年、溶連菌感染症に罹った際、「登園する際には医師による許可証をもらってきてください」と園側から言われました。このように登園許可証が法律で定められていない病気でも、園の方針によっては求められることがあるので注意が必要です。
どんなに気をつけていても病気になるときはありますが、なるべくなら避けたいですね。手洗い・うがいはしっかりと、タオルなどの共有は避け、栄養バランスのある食事とたっぷりの睡眠を心がけてあげましょう。
【参考】
※ 「ヘルパンギーナ」本格的流行始まる…免疫力弱まる夏、重症化する前に早期受診を-yahoo!ニュース(7月5日配信)
※ 保育所における感染症対策ガイドライン-厚生労働省
※ artfoliophoto / PIXTA
【著者略歴】
※ 黄本恵子・・・3万人を超える人の悩みを解決するコーチ&カウンセラーとして活躍。2010年、その経験を活かしてコミュニケーション心理スキルを紹介する、コミュニケーションライターとして独立。一般社団法人日本聴き方協会認定シニアインストラクター・認定シニアカウンセラー。RIRA認定ルーシーダットンインストラクター。