「どうして名前を書かなきゃいけないの?」子どもだって“理由がわからない”と行動できない

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「どうして名前を書かなきゃいけないの?」子どもだって“理由がわからない”と行動できない

“約束の時刻を守る”“持ち物には名前を書く”など世の中や学校には様々なルールがあります。そして、それをしなくてはならない理由があります。

子どもにこれらの習慣を身に付けさせたいとき、機械的に指示し親がお尻を叩いて声を上げても根拠がわからないと子どもは動きません。

そこで今日は、『1人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのすすめ』の著者の立石美津子が子どもに納得させながら行動させる秘訣をお話します。

■「名無しの権兵衛」になっちゃう!持ち物には名前を書こう

子どもが幼い頃は自分で持ち物に名前を書くことが難しいです。ですからママがマジックで名前を書いたりシールを貼ったり刺繍したりしますよね。「細かい小さなものにまで名前を付けなくてはならず、はっきり言ってめんどくさい!」なんて思いますよね。

でも、集団生活の幼稚園や保育園、クレヨン、ハサミ、おはじきなどは、みんな同じものを持っているのです。

名前が書いていないと二度と自分のところには戻ってきません。

子どもは自分の所有物に対して執着するもの。自分のおもちゃをお友達に使われていると「返してもらえないのではないか、自分のものを取られた」と不安に思っています。

だから、貸す貸さないで喧嘩に発展することも度々です。そして、持ち物がなくなくなったらかなり“ショック”を受けるものです。この心理をうまく利用し、ママが持ち物に名前を書くとき黙って作業しないで、次のように言いながら書きましょう。

「みんな同じものを持っているので名前が書いていないと誰の物かわからなくなるよね。なくした時、名前が書いていないと戻ってこなくなるよね」と。

こんな親の姿を見て名前を書く習慣が付きます。

小学生で何度、注意しても答案用紙に“名無しの権兵衛”の生徒がいます。名前がないと誰のプリントかわからず、答えが正解でも0点にされてしまうこともあります。幼児期から習慣がなかったからですね。

■朝、テキパキ準備しなくてはならない「理由」

朝ってやることが多くて目まぐるしいですよね。起床、歯磨き・洗顔着替え、食事、うんちタイム……。

夜、だらだらして遅くまでずっとゲームをしている子を見て「いつまで遊んでいるの、早く寝なさい!」と注意していても朝ほどは焦っていないのでテンションが上がっていないママ。

でも、朝は送迎バスの時刻は決まっていますし、乗り遅れたら歩いていかなくてはなりません。だから言葉もきつく“刺々しく”なります。

他にも朝、急がなくてはならない理由は、園の朝の会までには登園できずに子どもが遅刻、ママも会社に就業時刻に遅れてしまうからですよね。

そんな時は「早く起きなさい!」「早く食べなさい!」と機関銃のように命令するのではなく、次のようにちゃんと理由を説明しましょう。

「朝、8時には家を出ないと幼稚園の朝の会の時刻に間に合わないのよ。ママもお仕事でみんなに迷惑をかけちゃうの。だから、朝はゲームをしたりおもちゃで遊ばないで幼稚園に行く準備を先にしようね」

いかがでしたか。

大人でボールペンもカメラも筆箱もテプラで名前を貼っている人がいました。

でも、どこかに置き忘れたとき誰かが拾ってくれて無事に持ち主に戻ってくることも多いです。名前を書くことって大切ですよね。

【画像】

※ travnikovstudio、Kzenon / PIXTA

【参考】

※ 『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』

※ 『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

【著者略歴】

※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』

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