オリンピックの水泳選手にセラピー犬が導入される。身も心も癒されると選手たちから大好評(アメリカ)
[画像を見る]
犬の癒し能力はどうやら万能らしい。セラピードッグは闘病中の大人やこどもたちだけではなく、トップクラスの水泳選手からも最高だ、というお墨付きをもらっているという。
先日、アメリカで8日間にわたり行われた2016年リオデジャネイロ五輪の代表選考会で、水泳選手たちのメンタル面のサポートとして、セラピードッグが導入された。
彼らはストレスで凝り固まった選手たちに笑顔をと安らぎを与え、精神面をほぐす救世主としての役割を大いに果たしたようだ。
[動画を見る]
Therapy dogs at 2016 U.S. Olympic Trials
先日、アメリカはネブラスカ州オマハにて、リオデジャネイロ五輪の代表選考会が行われ、1700人の水泳選手がふるいにかけられた。当然のことながら現実は厳しく、その切符を手にできる選手は一握りしかない。現地の選手たちはさまざまなプレッシャーや不安に飲み込まれていた。
幸いなことに犬たちを率いるアメリカの非営利団体、Domesti-PUPS のスタッフは神経質な選手も対象にしている。彼らは緊張でナーバスになっている選手をなだめてくれる30匹のフレンドリーなセラピードッグを提供した。
セラピードッグチームの一員、ゴールデン・ドゥードルのラリーさん。
[画像を見る]
imege credit:AP
愛を捧げることが僕らのお仕事
もちろん一緒に走ったり、抱きしめたりといった基本的なスキンシップや、投げたボールを拾ってくるお決まりの遊びもウエルカムだ。愛犬がいる選手も彼らと接すると自宅にいるような気持ちになるのだという。人懐っこいセラピードッグたちは、選手たちにお腹を出して撫でてと催促する。
[画像を見る]
imege credit:AP
セラピードッグたちは与えられた任務に対し真剣に取り組んでいる。彼らは専用の写真付きセキュリティカードを身につけ、1チーム4匹で構成されたグループで、3時間ごとのシフト制で働く。朝から晩まで選手たちのメンタル面のサポートとして、無条件の愛情をあたえてくれるのだ。
この試みは、アメリカ水泳連盟のプログラムマネージャーのアイデアがきっかけだったという。ガチガチになる選手たちのケアは大切だ。犬はもとより動物好きな彼女は、選手たちがセラピードッグたちからくつろぎや笑顔を与えてもらえるかもしれない、と思ったのだそうだ。
[画像を見る]
imege credit:AP
選手は癒されパフォーマンスが向上
オリンピック出場権を目指しハードな戦いに挑む選手たち全員が深刻になっている時でも、ハッピーな犬たちが駆け回っているのを見てるのは楽しいし落ち着く、という選手もいた。楽しそうにしてる犬たちには心が和むという。また、競技者のなかには20分間お気に入りのセラピードッグと遊んだ後、リラックスした気分でプールに入り最高の泳ぎができたという選手もいた。その選手はパフォーマンスの向上を感じたという。
現在、病院や刑務所、被災地など、強いストレス環境にある人々の心をほぐすセラピードッグの活躍を求める動きは増加しているという。ブラジルの状況が懸念されているが、現地で多くのセラピードッグに協力してもらうことが解決につながる可能性もある。それですべてがうまくいくわけではないが、笑顔になるきっかけが生まれる。可愛さマックスの犬たちが人々の気分を和ませてくれることだけは確かなのだ。
via:vocativ/AP・translated R/ edited by parumo
『画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。』