義両親に”預貯金額”を聞かれたらどうする?関係を一気に悪くするNG対応とは?
先日、yahoo!知恵袋で、「義両親に預金額を聞かれたけど、どうすればいい?」という内容の相談を見ました。
この相談者さん以外にも、似たような経験があるという方は、もしかすると多いかもしれません。
お金の話を聞かれるのは、多くの人にとって抵抗のあることだと思います。義両親となるとなおさらですよね。
義両親に預貯金額や収入額などお金について聞かれた場合、どのように対応すれば良いのでしょうか?
今日は、コミュニケーションライターの筆者が、“義両親にお金のことを聞かれた場合のNG対応・スマート対応”についてお伝えします。
■関係を悪くするNG対応
(1)「嫌です」
義両親から自分の家庭のお金に関する質問……。嫁としては嫌な気持ちになるのが当たり前だと思います。
だからといって、「嫌です」とストレートに伝えるのはNG。「かわいくない嫁!」「キツイ嫁!」と思われて、嫌われる可能性が非常に高くなります。
「お金の事を聞いてくるデリカシーのない義両親になんて、別に嫌われてもいい!」「義両親が悪い!」と思うかもしれませんが、義両親というのは、多くの場合切っても切れない関係。子どもにとって大切なおじいちゃんおばあちゃんでもあります。
それに、両親のその質問にどんな意図があるのか、理由をはっきり聞いていないうちから、嫌な気持ちを生むような返答はしないほうがベターです。
(2)「なんでそんなこと教えなくちゃいけないんですか?」
義両親にお金に関する質問を受けたら、「なんでそんなこと教えなくちゃいけないの?」と思うのも無理ないでしょう。でも、先ほどと同じく、ストレートにその感情を口に出すのはNGです。
特に、「なんで?」という言葉は、基本的に相手を責める言葉。不快感を与えやすく、抵抗を生む疑問詞です。
言葉は伝え方でまったく違った印象になるということを覚えておきましょう。
■スマートで“愛のある神対応”って?
(1)「私たちの行動で、お義父さん(お義母さん)になにか心配させるようなことがあったんでしょうか?」
義両親がお金のことを聞く理由……それは、もしかしたら、息子夫婦や孫の将来のことを心配してのことなのかもしれません。
そしてそれは、単にふと気になったから聞いているレベルなのか、本当に懸念をしているのか、場合によっては援助をしてあげようというレベルなのか、聞いてみないと分からないことです。
まずは、上記のような聞き方で、義両親のその質問に、どんな意図があるのかを伺ってみましょう。
このような伝え方なら、義両親を嫌な気持ちにさせることなく、意図を引き出すことができます。
「なんとなく気になって」という程度のことであれば、こちらも差し障りないよう答えておけばいいし、「あんたたちの将来がとても心配で…」と、悩みや心配を打ち明けてくるようなら、たっぷりその思いを聞いて吐き出させてあげればいいのです。
悩みや不安というのは、吐き出すとスッキリして冷静に考えられるようになるもの。思いを吐き出したあとは、息子夫婦の具体的な預貯金額を聞かなくても義両親の気が済んでしまっているかもしれません。
(2)「どうしてそんなことがお知りになりたいのか、疑問だなぁと思うんですよ」
NG対応の(2)で出した、「なんでそんなこと教えなくちゃいけないんですか?」という言い方の別バージョンです。
「なんで~?」という言葉を、「どうして~」に変えるだで、ずいぶん柔らかい表現になります。また、「疑問だなぁと思うんですよ」という言葉は、「教えてください」よりも柔らかい表現になります。
“自分がどういう気持ちか”を相手に伝えながら、相手の本音を引き出すときに使える、コミュニケーションのテクニックでもあります。
義両親が本音を打ち明けてきたら、その話をしっかり受け止めてあげましょう。
いかがでしたか。
お金の話というのはとてもデリケートな部分であるからこそ、そういう質問を受けたときは、カッと熱くならず、冷静に対応することが大切です。答えるのは、義両親の質問の意図を知ってからでも遅くはありません。
義両親からしたら、いつまで経っても子どもは未熟な存在。義両親も年をとるにつれ、いろんな心配事で苦しんでいるのかもしれません。できるだけ愛を持って対応してあげたいですね。
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※ wavebreakmedia / PIXTA
【著者略歴】
※ 黄本恵子・・・3万人を超える人の悩みを解決するコーチ&カウンセラーとして活躍。2010年、その経験を活かしてコミュニケーション心理スキルを紹介する、コミュニケーションライターとして独立。一般社団法人日本聴き方協会認定シニアインストラクター・認定シニアカウンセラー。RIRA認定ルーシーダットンインストラクター。