天才テリー伊藤対談「冠 二郎」(1)実は2年後に引退を考えていました (2/2ページ)
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週刊アサヒ芸能 2016年 7/14号
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テリー伊藤
テリー こんな夢みたいな話あるんですね。奥様とは、どんな出会いをされたんですか?
冠 今年の1月24日に、熱海で公演を行ったことがきっかけですね。
テリー ということは、奥様は熱海の方?
冠 ええ。ただ熱海は実家で、本人は都内で歯科衛生士をしています。当日の公演の関係者に知り合いがいて、東京から裏方の手伝いに来てくれたらしいんですよ。
テリー へえ、それは熱心ですね。
冠 それで公演前に関係者から「冠さん、大ファンの若い子がいるんだけど、会ってくれる?」と言われて、彼女が楽屋に入ってきたんですが、対面した瞬間、「あれ、どこかで会ったことある?」と思うぐらいの親しみが感じられて。
テリー ビビッと来ましたか!
冠 そうなんですよ。マネージャーに言わせると、その時の俺は相当オロオロして、舞い上がってたみたいですけど(笑)。
テリー ハハハ、冠さん、いい大人なんだから頼みますよ。
冠 でも、俺は71歳まで独身だったじゃないですか。このまま結婚しないで一生を終えるんだろうな、と思っていたんですよ。もちろん縁談の話もあったり、男の欲望もたくさんありましたけど、この仕事をやっているかぎりは女性関係はキレイにしようと、これまでやってきましたから。
テリー その気持ちが揺らぐほどの衝撃だったと。
冠 ええ。実は俺、一人暮らしにも疲れたし、何となく仕事にも力が入らないし、2年後ぐらいに引退しようと思っていたんです。そこに40歳を迎えて、髪を切って人生を変えようと思っていた彼女が現れた。
テリー まさに運命的な出会いだったと。
冠 しかも、俺は彼女とその時が初対面だと思っていたんですけど、実は俺と彼女は32年前にも会っていたんですよ。
テリー え、それはどういうこと?
冠 その頃、やっぱりディナーショーで熱海を訪れていて、その時に8歳の彼女がたまたま俺を見かけたらしいんです。立ち襟のシャツから胸毛が見えていたのが、小学生の彼女にはすごく印象に残っていた、と。
テリー 冠さんみたいな立派な胸毛の男性は、日本人にはなかなかいませんから(笑)。しかし、奇妙な縁ですねェ。