骨粗しょう症のリスクあり!? 「急な産後ダイエット」が危険な理由

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骨粗しょう症のリスクあり!? 「急な産後ダイエット」が危険な理由

梅雨も明けると、いよいよ夏本番ですね!

夏といえば、そろそろ皆さん“ダイエット”を意識し始めるのではないでしょうか?

筆者がIt Mamaの読者さんに目指して欲しいのは、“産前・産後も健康的な美しさ”であること。

モデルさんのような体型にまではいかなくても、女性であれば「何歳になってもオシャレに、スタイル良く、かっこよく、キレイにいたい!」と思うものですよね。

今日は「間違ったダイエットをしては“健康的な美しさ”は手に入らない」ということをお伝えします。

■「女性の体型が崩れる原因」って?

・加齢

・重力

・出産

・無理なダイエット

人の身体は加齢とともに代謝が悪くなり、筋肉量もホルモン量も減っていきます。すると、皮膚や筋肉はハリがなくなり、重力に逆らえない部分は垂れていきます。

女性の場合はそこに妊娠や出産による“ホルモンバランスの変化”や“体型の変化”が加わり、さらに身体に良くないダイエットをしてしまうと、本来あるべき機能を低下させボディーバランスが余計に崩れる可能性があります。

ただ体重を減らせばいいというものではありません。基礎知識を知っていないと身体に良くない結果で終わることもあるので注意が必要なのです。

タレントさんやモデルさんも産前産後も変わらない体型を披露していますが、それは、それ相応の努力と知識があるからこそ為せる事なのです。

■産後は約半年で妊娠前の体重に戻る?

妊娠中に体重が増えても、適切な体重増加であれば産後の体型に影響するようなことはありません。

一般的には半年くらいで元の体重に戻るのでご安心を!

なぜ半年もかかるかというと、妊娠中は脂肪量が3~4%上がり、“内臓脂肪”が増加します。この体脂肪の消費に時間がかかるからです。

妊娠中に増えた体脂肪は、授乳や育児のためのエネルギーとして使われるため、育児が本格的にスタートする時期から徐々に使用されます。

体重の変化は母乳をあげているかによっても変わり、例えば母乳100mlあたりのエネルギー消費量は82.5kcal、1日の授乳で消費できるエネルギーは約644kcalといわれています。

体重ばかり気にすると、危険なこともあるんですよ。

■骨粗しょう症のキケンも?急なダイエットは「リスクがいっぱい」

体型を戻したいといって、多くの方が注目するのは“体重”のことばかり。

ただ体重を落とすだけの急なダイエットで初期に減るのは、実は体脂肪ではなく水分や筋肉です。

産後は授乳や育児で体力が必要なので、その上ダイエットもすると疲れやすいだけでなく、肌や爪・髪がボロボロに。

また産前よりも、産後の体重が減り過ぎるのは将来“骨粗しょう症”になるリスクが増しますので要注意を。

産後の減量は1ヵ月に1kgダウンくらいのペースが理想です。

■体重は戻っても、体型は戻りにくい

“体型”の変化も“体重”の次に、なんとかしたい課題です。

こちらの図は、ワコールの人間科学研究所が出している体型変化の図です。ボディラインの“たるみ”が分かりやすく解説されています。

美しい体型づくりには、身体のバランスとボディーデザインが欠かせませんし、ある程度の筋肉と体脂肪が必要です。

産後1ヵ月くらいして医師から異常がないと言われたら、少しずつボディーメイクを意識したエクササイズを取り入れて筋肉を増やしていく必要があります。

忙しいママにとって、本格的なエクササイズはハードルが高いので、育児をしながらの“ながらエクササイズ”がオススメです。

赤ちゃんを抱っこしながらのスクワットなど、少しずつ取り入れてみましょう。

とくに赤ちゃんを抱っこしながらのウォーキングは、カロリー消費の面でもいいとされています! 家にこもりがちにならず、気分転換にうまく運動を取り入れていってみてくださいね。

年齢が経っていようと、出産経験があろうとも体型が美しい人はいます。ではその特徴ってなんなのかというとズバリ、姿勢が良く筋肉量が多いことなのです。

産前産後はそんなことを意識する暇もないかもしれません。でも、ハッと気づいた時に後悔しないように、少しずつ意識をしていくことが大切。

ご自身の身体の変化を知って、心のバランスにも寄り添って、今できることから始めてはいかがでしょうか?

【画像・参考】

※ Joana Lopes / Shutterstock

※ 人間科学研究所 – ワコール

※ 本田由佳(2015)「ママと赤ちゃんにやさしい 産前産後のボディケアとビューティーメソッド」あさ出版

【著者略歴】

※ 野村 佳南・・・看護師、『Roppongi Walking Club』ウォーキング講師という立場からママや子どもの病気・健康維持方法、綺麗を保つ秘訣をお伝えします。プレママ世代として産前産後の身体づくりのサポートにも携わり活躍の場を広げている。

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