役に立たないクリエイティビティー炸裂「頭の悪いメカ発表会」 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■「ファッション」をテーマにした新作発表会は、問題作ぞろい?

 第2部は「ファッション」をテーマにした新作発表タイム。ゲストコメンテーターとして、きゅんくん(ロボティクス・ファッション・クリエイター)が登場した。

・撃てるメガネ(石川さん)
頭の悪い人がなりたがる職業、1位はスナイパー? 理由は「なんかかっこいいから」。つまりファッション感覚。しかし、スナイパーになると捕まる。
そこで考えたのが、銃を使わずに人を殺せる「撃てるメガネ」。実際に弾を撃つわけではなく、メガネ自体が発射するのだ。

 ここで衝撃の事実が。なんとアイディアが明和電機と丸カブリしていた! しかも発表日まで同じという偶然。石川さん「僕は1カ月前から作っていた。
明和電機さんはこの時点でまだ完成していない。だから僕の作品です!」

・ウェアラブル回転イカ一夜干しマシン(爲房さん)
イカを回転させて一夜干しにするマシンを身に着けたいと作ったそう。フラフープにイカをつけて回す。ファッションの既成概念を打ち破る作品だ。

・コアラのマーチの絵柄を消すマシン(てらおかさん)
「僕はそもそもファッションに興味がない。なので、ファッションを消そうと思いました」
湿ったスポンジを回転させ絵柄を溶かしてなじませることで、ファッション(コアラの服)を消す。完全にファッションを否定している。 
最終的にファッション(服)どころか、コアラまでキレイに消えてしまった。会場にロッテの関係者がいないことを祈る。

・全自動ハンカチ落としマシン(藤原さん)
モニターを確認し、後ろからイケメンが来たらハンカチを落とす。「機能的」、「これカブっている人に声かけづらい」など、賛否両論。本人曰く「原宿とか歩いたらカッコよくないですか? 実際には誰にも声かけられなかったけど」とのこと。

・ドキドキあほ毛マシーン(マンスーンさん)
アニメや漫画でよく見かける、ぴょんと立った毛束。心拍センサーと連動し、ドキドキすれば動く仕組みだ。

きゅんくん「コスプレっぽいし、女の子はいいかもしれない。2次元と3次元の壁をぶっ壊してますね」マンスーンさん「きゅんくんに褒められて、ドキドキしてます」

・ウェアラブル風車服(森さん)
扇風機で服についた風車を回す。

司会「アングラ劇団みたいですね」きゅんくん「モーターを使ってない風車、ってのが良いですね」
森さん「そう、みんな電気に頼り過ぎですよ」
全員「いや、一番電気使ってるじゃないですか!(扇風機で)」 さらに大掛かりな一人紙吹雪マシーンも登場し、背中のマシンから紙吹雪をまき散らしていた。

 いまだかつて、これほど人類にとって役に立たない機械があっただろうか? この上なく無駄なクリエイティビティーのオンパレード。役に立たないメカに
バリューを見いだす。それこそが、これからの時代を生きる我々にとって必要な価値観ではないだろうか?

 最後に、このイベントを一言で言い表している藤原さんの言葉を紹介したい。

「いらなーい! でもすごーい!」

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(取材/村中貴士)

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