LINEや国際電話で「収容所送り」…金正恩指令 (2/2ページ)

デイリーNKジャパン

また、昨年3月にスパイ容疑で逮捕された2人の韓国人男性は、韓国の国家情報院(国情院)の求めに応じ、「花豚事業」というコードネームのもと、金正恩氏を冒とくする漫画や、エロビデオ、韓流映画を記録したフラッシュメモリーなどを北朝鮮に投入したと告白している。

こうした事情から、北朝鮮当局は、中朝国境地帯における海外通話の摘発に躍起になっている。捜索のために電波探知機を頻繁に使用したせいで、中国では携帯電話の通話に障害が発生しているほどだ。

もちろん、こうした金正恩氏の「携帯電話取り締まり令」に対する住民の不満は非常に強い。

中朝国境に接している両江道では、多くの住民が合法、非合法問わず中国とのビジネスを行っている。そのため、中国の業者と連絡を取り合うことは日常茶飯事であり、禁止されると商売、すなわち生計を直撃するからだ。

内部情報筋によると、住民らは「他の国ではあたりまえの話をしただけなのに、北朝鮮ではスパイや民族反逆者扱いされる」「電話をかけただけでスパイ扱いされるのなら、この街の住民は全員がスパイだ」 「密輸をしなければ生きていないのに、携帯電話を使えなくしたらどうやって生きていけばいいのか」などと、不満を表している。

「LINEや国際電話で「収容所送り」…金正恩指令」のページです。デイリーニュースオンラインは、高英起人権デイリーNKニュース警察海外などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る