【お片づけ先生直伝!#3】「自主的なお片づけを促す」5原則 ~子どもが片づけられる「仕組み」をつくる~
小さな子どもが、使い終わったおもちゃを「自主的に片づけるなんてありえない」と思っていませんか?
毎日の生活の中で、“節目ごとにきちんとお片づけ”をしていたり、“おもちゃなどモノの気持ちを考える”習慣がつきはじめると「自主的なお片づけ」が必ずできるようになります。
それを後押しすることができるのは、お子さんの近くでいつも見守っているお母さんや先生の声かけになります。
お片づけ先生流「子どもが自主的にお片づけができるようになる5つの原則」を各回、ポイントごとに詳しくお伝えしていきます。
今回は、「子どもが片づけられる仕組みをつくる」についてお話しします。
そもそも小さな子どもたちが、どうしたら自主的にお片づけをするようになるのでしょうか? 筆者も現在子育て真っ最中、10歳・5歳・3歳の娘がいます。
筆者は、お片づけ教育の専門家であり、子育て中の母でもあります。
仕事でも私生活でも実践し、わが子も含め数多くの子どもたちが自主的にお片づけができるようになっている方法。
ズバリ! 「お片づけ先生流“お片づけの5つの原則”」を皆さんもぜひチャレンジしてみてください。
【5つの原則】
(1)絶対怒らない!
(2)普段使っているモノにも‘‘気持ち・命’’があるということを教える
(3)子どもが片づけられる仕組みをつくる★
(4)片づけるタイミングを明確にする 例)出かける前・食事の前・寝る前
(5)要・不要を大人が決めるのではなく、子どもが判断できるよう促す
■まずは、簡単に書き出してみましょう。
(1)お子さんがお家の中で、「よく遊んでいるお部屋はどこですか?」・「そこでいつも何をして遊んでいますか?」
簡単に書き出してみてください。
(2)遊びに使っているモノも書き出しましょう。(例:色鉛筆とぬりえ)
例えば、お子さんがよくリビングで折り紙をして遊んでいるのなら、リビング内に折り紙を簡単に収納できる場所を作ってあげると自分で出し入れしてくれるようになります。
まずは、お子さんが「どこで何をして遊んでいるか」を知ることで、“ベストな収納場所”が見えてきます。
つまり、書き出すことで ‘‘何をどこに収納すると便利’’なのか明確になるのです。
■子どもが片づけられる3つの仕組み
(1)“よく使うもの”を“よく使う部屋”に収納
(2)よく使うモノをベストな場所に収納(胸の高さが一番取り出しやすい場所)
(3)簡単に出し入れできる物に収納(フタなどがないモノだと楽)
人間は、「何かをやりたい!」と思っているときは、やりたい気持ちが強いので、たとえ収納場所が遠くても出すことができます。
ですが、それを片づけるときはどうでしょう。
使い終えた満足感と片づけることが面倒と感じて、「後でやろ……」に変わってしまうのです。
そういったモノがあっという間に増えていき、出しっぱなしのモノで溢れてしまいゴチャゴチャしてしまうのです。
いかがですか?
日常の様子を思い出し、書き出すことで見えてくることがあります。
お子さんが自分で片づけられる仕組みを作ることでお母さんの手間も省けます。
少しずつ、1つずつチャレンジしてみてくださいね。
次回は、「その4 片づけるタイミングを明確にする」についてお話しします。
【画像】
※ Martin Novak / Shutterstock
【著者略歴】
※ 伊東裕美・・・整理収納アドバイザー。【子どものお片づけ教育活動】人・モノの気持ちを考えられる優しい子、子ども達が生活の中で主体的にお片づけができるよう、保育園や幼稚園、イベントなどで子どものお片づけ教育活動も実施。