東電・緊迫株主総会が葬り去った「“福島第一原発”メルトダウン」隠ぺいの主犯!(2)テレビ会議映像で隠蔽指示 (2/2ページ)

アサ芸プラス

 のちに保安院側は、この「更迭」が官邸からの指示だったとしたが、中村審議官の更迭翌日、当時の枝野幸男官房長官が会見で炉心溶融に言及しており、つじつまの合わない話である。

 今回の第三者委員会の田中康久委員長は、くしくも総会当日、新潟県の技術委員会への説明を行っていた。報告書に記載した官邸からの圧力に関して「東電で聞き取れる範囲で何か出てくれば、調べるつもりだった」と曖昧に答えた。

 東電経営陣、第三者委員会まで、肝心の部分を話したがらないのはなぜか。

「保安院は現在、原子力規制委員会へと移行し、今後の東電の経営を左右する柏崎刈羽原発の再稼働の是非を決定する。その規制委員会を牛耳る事務方、すなわち旧保安院の心証を害したくないのが本音なのでは‥‥」(ジャーナリスト)

 結局、「隠蔽体質を改める」と言いながら、曖昧な姿勢のまま、東電は事故後6回目の総会をやり過ごしただけなのかもしれない。

「東電・緊迫株主総会が葬り去った「“福島第一原発”メルトダウン」隠ぺいの主犯!(2)テレビ会議映像で隠蔽指示」のページです。デイリーニュースオンラインは、原子力安全・保安院週刊アサヒ芸能 2016年 7/14号株主総会福島第一原発東京電力社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
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