モヤモヤした子育ての悩みを「ロジカルシンキング」で解決しよう
日々の子育ての中で悶々と悩むことって多いですよね。でも、そんな時、目見えない不安の原因をはっきりさせ、見通しを立てることで随分と心が軽くなることがあります。。
そこで今日は、『1人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのコツ』の著者の立石美津子が“子育ての問題解決法”についてお話します。
■原因がわかれば対処でき解決につながる
子どもの熱が下がらないとき、小児科に連れて行き診断されると原因がはっきりしてホッとしますよね。赤ちゃんが泣いているとき
お腹が空いているのか、眠いのか、暑いのか寒いのか、どこ痛いのか、熱でもあるのか、、、原因がわかれば対処でき解決します。
“幽霊の正体見たり枯れ尾花”ということわざがあります。幽霊だと思って見ていたものを、よく観察してみると、それはただの枯れたススキの穂であったという意味です。
その正体がわかってしまえばそんな大したことはない、不安が吹っ飛ぶということです。
■「ロジカルシンキング」でモヤモヤした不安を解消しよう
子育ての悩みも原因を明確にし、ロジカルシンキングで解決策を考えましょう。有名なデール・カーネギーの著書『道は開ける』にこんな風に書いてあります。
<悩み解決法>
(1)問題点はなにか
(2)解決法はいくつあるか
(3)どの解決法が一番いいか
(4)いつから実行するか
こんな風に分析してみてはいががでしょうか
<例>
(1)問題点はなにか
・子どもが友達を叩く、時には噛みつくこともある。
・公園に連れて行くのが苦痛
・家に引きこもり鬱状態になっている私
(2)解決法はいくつあるか & (3)どの解決法が一番いいか
・子どもを見張り、その都度、相手の親に謝る。
・子どもを公園に連れて行かない。
・子どもを叩いて叱る。同じ経験をさせるためママが噛みついてみせる。
・子どもに何故いけないか説明し、約束させる。玩具欲しい時は噛む代わりに、手を差し出して“ちょうだい”をするように教える。
(4)いつから実行するか
・今晩、話をする。
・明日の昼、話をする。
「なんだ、こんなこと、大したことない分析じゃあないか」と思う人もいるかもしれません。でも案外、不安の多くは頭の中で見通しが立っていないことが原因だったりします。
更に頭の中で整理するだけではなく、これを紙に書き出してみると、よりすっきりしますよ。
■子どもへのしつけもビジネスの世界と同じ
ビジネスの世界では相手を説得するために“ロジカルに話そう”とよく言われます。つまり論理性のある伝え方をしようということです。子どもに対しても同じです。
<ロジカルでない叱り方>
「なんで、好き嫌いするの!残さず食べなさい!」
ママに怒られるのが怖くて口に入れるかもしれませんが、渋々従っているだけで「なぜ、その行動をとらなくてはならないのか」を納得していません。理解していないので毎回、同じバトルが繰り返されます。
■結論第一に!ロジカルな伝え方
<お片付け>
(1)結論・・・「残さず食べよう。」
(2)理由・・・「お野菜もお肉も食べると大きくなれるからだよ。」
(3)具体例・・・「沢山は食べなくていいからお皿にのった、人参を一口だけは食べようね。」
(4)結論(*再度ここでまとめる)・・・「ほら、なんだか少し力が付いた気がしない?こうしてお兄さんになっていくんだよ。だから、好き嫌いしないで食べよう」
いかがでしたか。
ロジカルに分析すると、問題解決の糸口が見えてきます。
悩んで行き詰まってしまった時は、試してみてくださいね。
【参考・画像】
※ Yuganov Konstantin / Shutterstock
※ 『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』
※ 『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』
【著者略歴】
※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』