圧倒的不利って本当? 留年が就活に与える影響とは

大学で留年してしまった事実が就活をする段階になって気にかかり始める大学生の方もいるのではないでしょうか。留年した経験があることで他の大学生と比べてマイナス評価されるのではないかと不安に思っている人もいるでしょう。留年してしまうと就活では圧倒的に不利とも言われていますが、その苦境を挽回するための方法がないわけではありません。
そこで今回は、留年が就活に与える影響と留年した事実を挽回する方法をご紹介します。
■ストレートと比較した場合
ストレートの就活生は、留年していないという点が高く評価されることは特にありません。しかし、同じスペックを持つ就活生が2人いて、片方がストレート、片方が留年経験者だった場合、前者を選択する面接官が多いのは事実です。留年そのものが必ずしもマイナス評価されてしまうわけではありませんが、留年を経験した就活生は、他の就活生よりも自己分析や企業研究などに磨きをかける必要があると言えます。
また、留年したことに対して過度に卑屈になるのもよくありません。面接ではあくまで明るくさわやかに受け答えをするといいでしょう。
■留年した理由を分析しておく
留年していると就活の面接でなぜ留年したのか理由を聞かれることが増えると思います。そのため、あらかじめ自分が留年した理由を分析しておくといいでしょう。
留年していた間何かに打ち込んでいた人は、そのことを詳細に伝えましょう。単位が足りず留年してしまったという人は、その事実を伝えたうえで、反省していることを述べるといいでしょう。いい評価をされたいからといって嘘をついてはいけません。あくまで誠実に伝えることが最終的には採用につながります。
■留年によって得られたものをアピールしよう
どのような理由で留年したとしても、それを前向きに説明する心がけは就活では欠かせません。その1年の間に何を得られたか、留年という経験を経て何を学んだかをアピールすると面接官の印象は大きく変わります。
部活動や留学、アルバイトのように明確な目的をもって他のことに時間を費やした結果として留年した場合にはその経験をアピールするのがポイントです。若いうちにしかできない激しいスポーツを優先して、強い体力と精神力、チームワークなどを身につけられたなどと説明してもいいでしょう。留学であれば英語などの語学力を伸ばすと共に、現場での人々との交流を通して学んできたものを率直に説明すれば好印象が得られます。アルバイトであっても社会経験を積む機会と考えて、結果として得られた経験を話すといいでしょう。
勉強がうまくできなかった場合であっても、どのような工夫をして最終的に単位を獲得したのかを分析してみると、その間に身についた能力に気づくかもしれません。いずれのケースも、留年を経験したことで学べたことが少なからずあるはずです。まずはそれを見つけて面接に挑みましょう。
■総合的にプラスの印象ならば挽回は十分可能
留年というだけで就活が不安になってしまう方もいるかもしれませんが、長い目で見ればたった1年や2年の話です。人材として優秀であれば企業としても採用したいと考えるのが当然の判断と言えますし、その点をよく吟味しようと考えている企業であれば面接にこぎつくことができます。そのときにどのような印象を与えられるかが鍵なのです。企業としては過去の事実から能力を分析したいのであって、留年の事実自体は問題にならないと考えている場合も少なくありません。
留年のマイナス面を覆して、総合的にプラスの印象を与えられれば挽回ができます。冷静に理由を分析して、その1年をいい経験を積む期間としてアピールするのは基本と言えるでしょう。マイナス面をプラスに転じさせるポジティブな考え方はそれ自体が評価されるものであり、前向きに仕事にも取り組んでくれる人材として採用につながる可能性もあります。相手を納得させられるようによく準備をして就活に臨めば、留年をしていてもストレートの就活生に負けず内定を獲得できるでしょう。