メイン最多出場は内藤もオカダの16年ぶり快挙に期待【新日本G1展望】 (2/2ページ)

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それに5回のオカダ、4回の中邑真輔、3回の内藤哲也と後藤洋央紀が続いている。しかし今年(最終公式戦は除く)は棚橋が4回、真壁、柴田、本間、エルガン、オカダ、後藤が3回で並び、内藤がなんと5回のメイン出場でトップに立った。ブロック別総当たりリーグ戦のG1においても、各大会のメインの勝者が大会を締めるのが慣例となっており、昨年は棚橋がメインで6勝1敗という圧倒的な強さを発揮して、そのまま決勝も制して最終日も「愛してまーす」の決め台詞で締めた。

 しかし内藤も昨年はメイン3回出場で、3戦全勝の好成績を残している。しかもその相手が優勝した棚橋、飯伏幸太、AJスタイルズと強敵ばかり。昨年のこの時期はファイトスタイルを現在の形に変えて本隊とは距離を置いていたが、仲間は1人もいなかった。いわば孤軍奮闘状態。そんな内藤がロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを率いてからは初となるG1で、どんな闘いを見せるのか注目だ。特に8・7浜松大会ではEVILとの同門対決がメインで行われる。内藤はIWGPヘビー級王者になり、石井智宏を相手に防衛した翌日に行われた記者会見で、「今やりたいのはオカダよりEVIL」と話しており、結果的にIWGPのベルトは6・19大阪城大会でオカダに明け渡してしまったが、EVILとの一戦は期待してもいいだろう。

 今回のメイン登場回数がトップというのを見ても、内藤は王座から陥落しても勢いが衰えるどころかどんどん増している感がある。1・4東京ドーム大会のメインに“ファン投票”での選出を狙う意味でも内藤にとってG1優勝は譲れないところだ。

 「今年こそチャンピオンのまま優勝する」

 6・19大阪城大会で内藤からIWGPヘビー級王座を奪還したオカダはリング上でファンに対しこのような公約をした。IWGP王者のままG1を優勝したのは過去に1995年の武藤敬司と、2000年の佐々木健介の2人しかいない。ちなみに95年の武藤はその後、UWFインターナショナルの高田延彦との世紀の一戦(10・9東京ドーム大会)を制している。

 G1を優勝すればIWGPへの挑戦表明がしやすく、チャンピオンは常に狙われる立場にあるため、IWGPとG1の2冠は厳しいと言われている。特に2012年にオカダが優勝してからはG1優勝者に翌年の1・4ドーム大会のメインでIWGPヘビー級王座への挑戦権利証が与えられるようになり、IWGP王者の優勝はより難しくなったように思う。その流れを断つには、初代権利証所有者であるオカダ自身が王者のまま優勝して終わらせるしかない。

 オカダが王者のまま優勝したら内藤が1・4ドームに向けてどんな行動をしていくのか? 6年連続でドームのメインに立ち続けている棚橋も簡単には諦めないはずだ。G1後に新たな風景を見たいという意味を込めて今年はオカダの優勝に期待したい。

(どら増田)

<新日Times VOL.26>

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